最近のクレジットカードはカード情報が裏面に移動したり、そもそもカード情報がカード券面から消えている「ナンバーレス」化が進んでいる。
カード券面のリニューアルがある場合は、多くの場合でカード情報を裏面に移動したデザインが採用される。最近では、MUFGカードがリニューアルとなり「三菱UFJカード」が発行されたが、デザインの変更によりカード番号、有効期限、氏名は裏面となっている(American Expressは氏名のみ表面)。
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三菱UFJカード・アメリカン・エキスプレス・カードと三菱UFJカード ゴールドプレステージの新デザインに変更!
2021年7月1日(木)より、MUFGカードが三菱UFJカードにリニューアルした。 カード名に加え、カードデザインが変更されている。なお、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの会 ...
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カード情報を裏面に移動するメリットは、防犯カメラやスマートフォンのカメラなどで撮影された場合でも安心して利用できる点だろう。最近はカメラ性能が上がっており、それなりに遠くからでもカード番号などを読み取る事ができるレベルとなる。レジでカードを提示する際、カメラなどを気にせずに利用できるのが特徴だ。
なお、これまでは国際ブランドのロゴやリップルマークは表面に残るケースが多い。
新たに発行されたカードが「DMMカード」のデザインカードだ。DMM GAMESの人気作品5タイトルとコラボレーションしたクレジットカードとなり、2021年8月30日(月)から申し込み開始となる。
このDMMカードも同じようにカード番号や氏名、有効期限などをカード裏面に移動しているが、さらにJCBブランドのロゴとJCBコンタクトレスを表すリップルマークもカード裏面に移動。
これにより、カード表面にはICチップのみが搭載され、それ以外は全てデザイン可能なエリアとなっている。
以前より、アイドルやアニメなどとのコラボレーションカードが多く発行されているが、エンボス加工で凸凹になっていたり、国際ブランドロゴなどで、せっかくのデザインが隠れていたりしていた。
今回のDMMカード誕生により、今後はもっとカード券面を活用したクレジットカードが増えていきそうだ。