ミクシィのプリペイドカード「6gram」でリアルカードの発行が開始した。JCBではなくVisaブランドでの発行となる。
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JCBプリペイド「6gram」って何? バーチャルカードを何枚でも発行でき、グループ機能なども面白い!
6gram - クレジットカードの重さの5gに1gを追加したのがミクシィのJCBプリペイドカードだ。 クレジットカードの重さは5g ミクシィらしく招待制となるが、6gramのアプリから招待リクエストを ...
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6gramはチャージ時にポイントが貯まるクレジットカードやプリペイドカードなどもあり、人気になりつつある。
早速申し込みしてみることに。6gramの「ウォレット」画面から「リアルカード申込み」をタップ。
800円の発行手数料が600円になっているのはキャンペーン中のためだが、キャンペーン終了時期は未定とのこと。また、ニュースリリースなどでは3色のカードしか発表されていないが、ブラックも発行できたため、今回はブラックを申し込むことにした。
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ミクシィ、6gramのリアルカード「6gramリアルカード」をVisaブランドで発行
ミクシィは、2021年6月8日(火)より、モバイルウォレットアプリ「6gram」アプリ上から申込・発行でき、国内外のVisa加盟店で利用できるプリペイドカード「6gramリアルカード」の発行を開始した ...
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申し込むには本人確認が必要だ。
「本人確認」をタップして、免許証などをアップロード。顔の撮影などを行うと、オンラインで本人確認が完了する。
全て内容を確認し「申込み」ボタンをタップすると申込が完了だ。
ボタンが「リアルカード申込み」から「リアルカード申込み中」に切り替わった。
10日程度でカードが発行されたと言う通知があり、翌日ポストに投函。
カードの有効化するまで利用できないため、ポスト投函で良いのだろう。ただし、封筒を見ても、最初は何かわからなかった。
裏を見ると「6gram」とあるため、ようやく6gramのリアルカードが届いたことがわかった。
カードは半透明で、非常におしゃれなカードとなる。裏面はチップなども見える構造となっており、なかなか面白い。
カード番号や有効期限、名前などは一切書かれておらず、ネットで利用する場合はプリペイドカード番号を表示して利用する。
このカードは有効化されておらず、最初に有効化する必要がある。アプリでアカウントの紐付けを行うが「カードを読み取る」ボタンをタップすると、「リアルカードに端末をかざしてください」と表示され、マイナンバーやSuicaの読み取りするようにかざしてみた。リアルカードが紐付けされたとメッセージが表示され、「リアルカード利用」をONにすると利用可能だ。なお、OFFにしておけば、リアルカードとしては利用できないため、支払う前にONに設定するのが良いだろう。
6gramのバーチャルカードはJCBのみだったが、リアルカード発行のタイミングでVisaブランドのカードも発行可能だ。VisaブランドでもJCBブランドでも、残高は同じため、オンラインでは好きな方で決済すれば良い。
ただし、アップデート後、バーチャルカードの2枚目以降は100円の有料となっているため注意が必要だ。筆者は、アップデート前にJCBブランドのバーチャルカードを発行していたが、アップデート前の枚数はカウントされていないようだ。
実際にローソンで6gramのリアルカードでVisaのタッチ決済を利用して支払ってみた。「Visa Prepaid」として認識され、残高から支払われた。
なお、リアルカードとバーチャルカードは残高を共有しているだけのため、リアルカードのカード番号という考え方はないのだろう。ローソンのレシートに表示されている「会員No」とバーチャルカードの下4桁は全て異なるため、リアルカードの実際の番号は別の番号となる。アプリでカード番号を確認するというメニューも見当たらない。
還元率という点では、6gram単体であまりおトクではないが、他社カードからチャージする事によって、様々なポイントを獲得でき、VisaやJCB加盟店、QUICPay加盟店など、幅広い店舗で利用できる6gramはなかなか面白いカードだろう。