三井住友カードの新旧ボーナスポイントを比較して見た! 新ボーナスポイントの方がメリット大!

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三井住友カードの新旧ボーナスポイントを比較して見た! 新ボーナスポイントの方がメリット大!

2020年12月19日

三井住友カードが2021年2月支払い分より開始する新ボーナスポイント制度。従来のボーナスポイント制度との違いを比較して見ることにした。

三井住友カードのV1、V2、V3などのステージは終了 月間5万円以上でボーナスポイントを獲得できるように
三井住友カードのV1、V2、V3などのステージは終了 月間5万円以上でボーナスポイントを獲得できるように

三井住友カードのボーナスポイントプログラムが2021年2月支払い分より変更となる。従来のV1、V2、V3のステージは終了し、新たに月間利用額が5万円以上でボーナスポイントを獲得できるように変更される。 ...

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まず、従来のボーナスポイント制度を見てみよう。毎年2月~翌1月の支払金額に応じて翌2月~翌々1月の支払い分に対してボーナスポイントを獲得できる制度だ。

プラチナ、ゴールド、プライムゴールドの場合は以下のようなボーナスポイントを獲得可能だ。

2月~翌1月の支払金額累計 翌2月~翌々1月の支払金額に応じてボーナスポイント
300万円以上 50万円到達時 1,500ポイント 以降10万円毎に300ポイント
100万円以上、300万円未満 50万円到達時 750ポイント 以降10万円毎に150ポイント
50万円以上、100万円未満 50万円到達時 500ポイント 以降10万円毎に100ポイント

上記以外のカードの場合は以下のようなボーナスポイントとなる。

2月~翌1月の支払金額累計 翌2月~翌々1月の支払金額に応じてボーナスポイント
300万円以上 50万円到達時 750ポイント 以降10万円毎に150ポイント
100万円以上、300万円未満 50万円到達時 375ポイント 以降10万円毎に750ポイント
50万円以上、100万円未満 50万円到達時 250ポイント 以降10万円毎に50ポイント

続いて、新ボーナスポイントだ。年間利用額に応じてではなく、月間利用額に応じたボーナスポイントに変更となる。

5万円以上 10万円以上 以降5万円毎
プラチナ、ゴールド、プライムゴールド会員 100ポイント +100ポイント +200ポイント
上記以外のカード会員 50ポイント +50ポイント +100ポイント

旧ボーナスポイントよりもシンプルとなるが、従来は年間利用額に対するボーナスポイント、新たな制度は月間利用額に対するボーナスポイントと比較が難しい。

そこで、常に一定の金額を利用した場合のシミュレーションをしてみることにした。

まず、プラチナ、ゴールド、プライムゴールドのボーナスポイントを比較すると以下のようになる。

三井住友カード プラチナ、ゴールド、プライムゴールドの新旧ボーナスポイント比較

三井住友カード プラチナ、ゴールド、プライムゴールドの新旧ボーナスポイント比較

新ボーナスポイントの方が多くのボーナスポイントを獲得することができる。月間25万円(年間300万円)の場合は新旧のボーナスポイントの差は小さくなるが、それ以外では新ボーナスポイントの方が有利となる。

続いて、それ以外のカードの場合は以下のようになる。基本的なグラフの形は全く同じだ。全て1/2のボーナスポイントとなるため、プラチナ、ゴールド、プライムゴールドの全て半分と考えればわかりやすい。

三井住友カードなどの新旧ボーナスポイント比較

三井住友カードなどの新旧ボーナスポイント比較

なお、新ボーナスポイントは三井住友カード プラチナや三井住友カードなどのスタンダードカードのみが対象となるため、それ以外のカードでのボーナスポイントは悩ましいところだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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