tsumiki証券でエポスポイントを使った投資サービスが始まった。既にエポスポイントでのポイント運用サービス「エポスポイント投資」が開始されているが、一歩進んだポイントでの実際の投資サービスが開始となった。
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エポスカード、エポスポイントによる資産形成サービスを開始
エポスカードでは、2020年12月4日(金)より、エポスポイントで投資信託を購入できるサービスを開始した。 エポスポイントはエポスカードの利用で貯まるポイントとなり、エポスポイント自体を運用するサービ ...
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エポスポイント投資で運用していたポイントを引き出し、tsumiki証券でのエポスポイント投資サービスを使ってみることにした。
まず、tsumiki証券にログインする。ログイン後は右上の「三」メニューから「ポイントで投資する」メニューをタップ。
ポイントでの投資サービスについての説明が表示される。次々読んでいくと、最後に「さあ、はじめよう!」のボタンが表示されるためタップする。
投資できるポイント数が表示され、100ポイント単位で投資できる事がわかる。投資信託は、tsumiki証券で扱われている「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」「コモンズ30ファンド」「ひふみプラス」の4つだ。
筆者は「セゾン資産形成の達人ファンド」でエポスカードによる積立を行っているため、エポスポイントも「セゾン資産形成の達人ファンド」にする事にした。
一気にポイントを使うよりも、300ポイントずつ時期をずらして投資する。ポイント数を入力し、目論見書を読んだにチェックを入れて「次へ」ボタンをタップ。最後に「確定する」をタップすることでポイントが減算されて投資される。なお、受渡日が表示されるが、ファンドによって日付が異なるようだ。
再度ポイントの投資画面にアクセスすると、300ポイントが減っていることがわかる。
なお、ポイント投資を一回確定すると取消や修正はできないようだ。追加する場合は、再度同じ手続を行うとポイントを追加して投資することはできる。
エポスポイント投資とtsumiki証券でのエポスポイント利用の大きな違いは、引き出したときにポイントとして戻ってくるか現金で戻ってくるかの違いとなる。エポスポイント投資の場合は、引き出したときにエポスポイントとして戻ってくるため、エポスポイントとして使う事ができる。一方、tsumiki証券での投資の場合は売却すると現金になる。ただし、売却益には20.315%の税金が必要となり、エポスポイント投資でも同じファンドと連動して運用されるため、条件が同じであれば税金のかからないエポスポイント投資の方がメリットはありそうだ。