6gram - クレジットカードの重さの5gに1gを追加したのがミクシィのJCBプリペイドカードだ。
ミクシィらしく招待制となるが、6gramのアプリから招待リクエストを送ると招待URLが送られてくる。
6gramでは何枚でもバーチャルプリペイドカードを発行可能!
JCBプリペイドカードを何枚でも発行できるのが6gramとなる。アプリでカードを発行してクレジットカードなどからチャージする。チャージした残高の範囲内でJCB加盟店で利用可能だ。
複数のプリペイドカードを作成することができるため、オンラインショッピングでクレジットカード番号を入力したくない場合は新たにプリペイドカード番号を発行し、そのカードで支払うと良い。
例えば、「Amazon一時カード」を発行し、100円分をチャージ。「Amazon一時カード」のカード番号で15円分のAmazonギフト券を購入すると正常に購入することができる。
続いて、購入完了後に85円を元のウォレットに戻す。その後、カード設定からカード削除を行えば、このカード番号が漏洩したとしても元々のアカウントの残高が利用されることはない。
簡単にバーチャルカードを作成・削除する事ができるのは意外と便利だ。
6gramの特徴はグループウォレット機能
続いて紹介する機能はインビテーションのメッセージにもある「グループウォレット」。グループを作成し、グループにユーザーを招待。そのカードにそれぞれのアカウントからチャージする事ができる。今回は「ポイ探」グループを作成した。
自分で作成したたくさんのプリペイドカードについては残高を自分のアカウントに戻す事ができるが、グループにチャージした金額は戻す事ができないようだ。それぞれのユーザーがグループ内の金額を戻す事ができる場合、送金できることになってしまう。ミクシィは2020年10月末時点で資金移動業者としての登録がないため、グループにチャージした金額は戻せないのだろう。
飲み会などでは、代表者が一括で支払い、後でLINE PayやKyashなどで請求すると、キャッシュレスでお金のやり取りが可能となるが、グループ機能を使った場合は、その場でグループを作成して残高にチャージ。そのグループ残高で支払うという使い方ができるだろう。
ただし、現時点ではリアルカードが発行されていないため、QUICPayで支払う事ができる店舗でなければグループ機能を上手に活用することができない。
6gramのQUICPayはカードを動的に変更可能
なお、6gramのQUICPayは引き落とし先を動的に変更できる仕組みがある。「チャージ」ボタンの横にある「6gram ∞ カード」のようなマークをタップするとカードとグループの一覧が表示される。チェックをグループのカードに変更すると、「QUICPayの設定がポイ探になりました」とメッセージが表示される。
この状態でQUICPayで決済すると、グループ残高から支払われるため、リアル加盟店でも使う事が可能となる。
わざわざApple Payをグループカードとして登録する必要もなく、6gramのアプリで動的にQUICPayの支払い先を変更できるのは便利だ。リアルカードでアプリで動的に残高を変更できるようになれば、さらに便利な使い方もできそうだ。
6gramが気になる方はアプリをダウンロードして招待リクエストを送ってみよう。