2020年11月30日(月)でローソン・ローソンストア100でdカードやdカード プリペイドを利用すると、請求時に3%OFFの特典が終了となる。
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ローソン、dカードなどでの3%OFF特典が2020年11月末で終了
ローソンとローソンストア100では、2020年11月30日(月)でdカード、DCMX、dカード プリペイドなどで支払うと3%のOFFが終了となる。 現在、ローソンでdカードなどを利用すると、dポイント ...
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このdカードでのローソン特典が終了となって他社カードもローソンでの特典を変更してきている。
2020年11月1日(日)より、ローソン銀行の「ローソンPontaプラス」がローソン以外での利用でも還元率を1%にアップした。ローソンPontaプラスの年会費は無料。Mastercard加盟店で利用しても1%のPontaポイントを獲得できるようになった。
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「ローソンPontaプラス」の基本還元率が1%にアップ Mastercard加盟店でも1%のPontaポイントを獲得可能に
ローソンPontaプラスでは、2020年11月1日(日)より、ローソン以外のMastercard加盟店で利用した場合の還元率を変更した。 従来は200円(税込)につき1 Pontaポイントだったが、1 ...
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また、au PAYカードやau PAYの場合、11月以降はステージ制の特典も加わり、一番おトクな支払方法を考えるのが非常に難しくなっている。1%以上のPontaポイントが貯まるカードを4枚選ぶと以下のようになる。
Ponta Premium Plus | au PAYカード | リクルートカード | ローソンPontaプラス | ||
年会費 | 初年度無料、2年目以降2,000円(税抜) | 初年度無料、2年目以降1,250円(税抜) | 無料 | 無料 | |
年会費無料条件 | 年間5万円以上利用 | 年間1回利用 | ─ | ─ | |
国際ブランド | JCB | Visa、Mastercard | Visa、Mastercard、JCB | Mastercard | |
Pontaカード一体型 | ○ | × | × | ○ | |
ポイント付与 | 国際ブランドの加盟店利用 | 100円(税込)につき1ポイント | 100円(税込)につき1ポイント | 利用金額合計の1.2% | 200円(税込)につき2ポイント |
ローソンで00:00~15:59 | 200円(税抜)につき1ポイント+通常の決済ポイント(1.5~1.7%) | 200円(税抜)につき2ポイント | |||
ローソンで16:00~23:59 | 200円(税抜)につき2ポイント+通常の決済ポイント(2~2.2%) | 200円(税抜)につき4ポイント | |||
ボーナスポイント | 毎年7月・12月に月間10万円以上利用すると+0.5%、20万円以上利用で+1.0% | ローソンでの三太郎の日やポイントアップ店でボーナスポイント | ─ | 対象商品購入でボーナスポイント | |
クーポン | ─ | ─ | ─ | ローソン公式アプリで2021年3月まで無料クーポン配布 |
おトク度で考えた場合は、au利用者の場合は通常のPontaカード+au PAYカードだろう。ローソンPontaプラスはPontaカードが一体化しているため、決済するだけでPontaポイントを貯められるメリットがあるが、ローソンでの支払い時のポイントはそれほど多くない。リクルートカードの場合は、どこでも1.2%還元だがPontaポイントへの交換手続が必要。Ponta Premium Plusはボーナスポイントなどもあるが、年間5万円以上利用しなければ年会費がかかるなど、どれを選ぶにしても難しい。
対象者別に考えて見ると以下のような感じだろう。
- au利用者 ⇒ au PAYカード+Pontaカード
- できるだけ簡単にPontaポイントを貯めたい ⇒ ローソンPontaプラス
- 手間はかかるがPontaポイントを多く貯めたい ⇒ リクルートカード+Pontaカード
- メインでPontaポイントをしっかり貯めたい ⇒ Ponta Premium Plus
同じポイントを貯めるクレジットカードが複数存在するのは、良い面もあるが悪い面の方が大きいと思われる。楽天やドコモのように、そのポイントがおトクに貯まるクレジットカードは「楽天カードです」「dカードです」と言い切れる場合は、楽天カードのラインナップから選ぶだけだが、今回のようにPontaポイントを貯めるおトクなクレジットカードを選ぼうとすると、その人の生活スタイルや利用するサービスによって変わってくる。それぞれのカード会社で、「Pontaポイントが一番貯まるクレジットカードは○○カードです」ともアピールできず、アピールも中途半端になりがちだ。
今後リクルートとdポイントが提携する予定となり、リクルートカードとdカードのバランスが難しくなってくるのではないだろうか。
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2021年よりリクルート関連サイトでdポイントが貯まるサービスを開始 第1段のキャンペーンも
リクルートの「じゃらんnet」や「HOT PEPPER Beauty」などでdポイントが貯まり・使えるサービスが2021年度の第1四半期から開始する予定となる。 「リクルートID」とドコモの「dアカウ ...
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提携が増えれば増えるほど、提携先と同じようなサービスを提供している場合・開始する場合にバランスを取るのが難しくなり、Tポイント連合のようにバラバラになる可能性もある。
一方、楽天ポイントについては楽天カード以外で貯まるポイントを楽天ポイントに交換するレートを改悪した。「楽天ポイントを貯めたいのであれば楽天カードが最強です」と言い切れる状態を作り上げており、この辺りは楽天が強い理由だろう。
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様々なポイントプログラムから楽天ポイントへのポイント交換レードが改悪に
2020年10月1日(木)以降に様々なポイントプログラムのポイントから楽天ポイントへのポイント交換レートが変更となる。 既に、三井住友カードや三井住友銀行のVポイントや出光カードのプラスポイントで発表 ...
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