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三井住友カードのキャッシュバックサービスがリニューアル! 1ポイント=1円でキャッシュバック可能に!

三井住友カードの進化が止まらない。2021年3月1日(月)にVポイント交換景品の「iDバリュー」と「キャッシュバック」が統合し、「<新>キャッシュバック」サービスが開始する。これは意外と便利なサービスなので、三井住友カード利用者には朗報だろう。

従来のiDバリューへの交換の場合、iDの利用金額にのみ充当されるキャッシュバック方式となっており、3ヵ月間の間で使わなければ失効する。また、キャッシュバックの場合は有効期限はなく、どの支払に対しても充当する事ができたが、5ポイント=3円分とレートが悪い。

「<新>キャッシュバック」は、全ての支払に対して1ポイント=1円で充当でき、3ヵ月間の有効期限と言うiDバリューとキャッシュバックのそれぞれの特徴を併せ持ったサービスとなる。

例えば、3月25日に<新>キャッシュバックとして5,000 Vポイントを交換した場合、4月3日頃に反映する。3月16日~4月15日のカード利用が0円の場合は、5月10日の請求は0円。キャッシュバックの残高は5,000円が残っている。4月16日~5月15日までの間に2,000円のカード利用があった場合、6月10日には2,000円分が使われて請求額は0円。キャッシュバック残高は3,000円となる。5月16日~6月15日までの間にカード利用が無い場合は、7月10日の請求額も0円で、キャッシュバック残高は3,000円のまま。6月16日~7月15日の間に1,000円のカード利用がある場合は、8月10日で1,000円分が利用され請求は0円だ。キャッシュバック残高は2,000円となるが、3ヵ月の期間で消化できなかったため、2,000円分は消滅する。ただし、1ヵ月間の利用額以上のポイントをキャッシュバック申請しなければ失効することはほとんどない。

<新>キャッシュバックの解説(三井住友カードのwebページより)

<新>キャッシュバックの解説(三井住友カードのwebページより)

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還元率が高いのだが、やはりVポイントの使い勝手は気になるところだろう。2020年10月にはVポイントから楽天ポイントへの交換レートが下がり、Vポイントの使い道に困っている人もいるのではないだろうか。

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<新>キャッシュバックを利用すれば、どの支払に対しても1ポイント=1円として充当できるため、他社ポイントに交換する必要もない。

さらに、SBI証券でVポイントを使って投信買付などもできるようになる予定で、楽天ポイントのように何にでも使えるポイントになりつつある。

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基本的にサービスは改悪されることが多いのだが、三井住友カードは改善が多い。今後も期待できそうだ。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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