au PAY カードが誰でも保有でき、au PAY チャージでも1%還元に
従来、au PAY カード(旧au WALLET クレジットカード)やau PAY ゴールドカード(旧au WALLET ゴールドカード)からau PAY残高にチャージする際、クレジットカードでのチャージ時には200円につき1ポイントの獲得となっていた。
2020年5月21日(木)以降、au PAY残高へのチャージで獲得できるポイントが200円につき2ポイントと1%還元に変更となった。そのため、Mastercardで還元率が1%以上のクレジットカードを探し、au PAY残高チャージでもポイントが貯まるクレジットカードを探す必要がなくなった。
また、au PAY カードの年会費も変更となり、au利用者以外の場合は1,250円(税抜)だったが、au利用者以外でも初年度無料、2年目以降はショッピング利用が1回でもあれば無料と実質無料で利用できるクレジットカードに変更された。
さらに、2020年6月23日(火)以降は、au PAY カードでの決済時には200円につき2ポイントが100円につき1ポイントに変更される。同じ1%還元でも、端数が少なくなる分、改善となる。
ローソンでau PAYやau PAY カードを利用すると最大12%還元に
2020年6月1日(月)以降は、ローソンでau PAY、au PAY カードの特典が強化され、au PAYカード決済の場合は5%還元、au PAY決済の場合は4%還元となる。au PAYにau PAY カードからチャージすれば+1%のため、au PAYでもau PAYカードを保有していれば5%還元だ。もちろん、Pontaカードを提示すると最大1%のPontaポイントも貯めることができる。ただし、2020年7月7日(火)以降は、ローソンでのPontaポイント・dポイントの付与率が変更となる。
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3のつく三太郎の日(毎月3日・13日・23日)では、ローソンでau PAYやau PAY カードで支払うと誰でも8%還元に、au利用者の場合は11%還元になるサービスも開始する。Pontaカード提示すると誰でも最大9%還元、au利用者の場合は最大12%還元だ。
ローソンでのdカード 5%(dポイントカード提示の1%+dカード決済の1%+請求時3%OFF)を上回るポイント還元を行うことで、ローソン=Ponta+auのイメージを植え付ける戦略だろう。
出前館とピザハットで10%還元キャンペーンも
新型コロナウイルス感染拡大の影響でデリバリーサービスが伸びている。このデリバリーサービスでもキャンペーンを実施する。
2020年6月15日(月)~9月13日(日)までの間、出前館とピザハットで、au PAY カードを利用して決済すると、Pontaポイントが10%貯まる。期間中のポイント上限は1 auIDにつき2,000ポイント/月だ。
auで貯めたPontaポイントをdポイントに交換できる!
なお、au PAYなどでPontaポイントがザクザク貯まるようになったのだが、合算されたPontaポイントは通常のPontaポイントとなっている。
つまり、100 Pontaポイントを100 dポイントに交換することも可能だ。JAL⇒エムアイポイント⇒ANA等のように、JALから交換されたエムアイポイントはANAに交換できないと言ったような制限は今のところかかっていない。
そのため、auで貯めたPontaポイントを、dポイントに交換し、日興フロッギーでdポイントを使った株式投資に利用する事も可能だ。
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また、auで貯めたPontaポイントをJALのマイルに交換することもできる。JALマイラーには非常においしい提携だろう。
Pontaポイント⇒JALのレートアップキャンペーンは定期的に行われているため、そのタイミングでJALマイルへと移行するのが良いだろう。
au WALLETポイントからPontaポイントに移行されるタイミングで、dポイントなどへの交換については制限がかかる物と考えていたが、良い意味で裏切られた。
KDDIとしては、痛いところを突かれたと思っているかもしれないが、先行する楽天ポイントやTポイントなどを追う状況では、あまりポイントに制限をかけない方が利用者が増えるはずだ。
最初はdポイントに交換する人も出てくるとは思うが、現状のままで制限をかけずにau・Pontaの経済圏で消費されるようなサービスにしていく方が良いだろう。