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PayPayの「ボーナス運用」でデイトレ! 他社のポイント運用との違いは?

2020年4月23日

PayPayボーナスでの「ボーナス運用」が開始し、筆者も使ってみている。

PayPayボーナスで疑似運用を開始してみた! 追加から引出までを実施! PayPayの狙いとは?

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他社のポイント運用サービスと「ボーナス運用」の違いは、全てリアルタイムに動くところだ。通常のポイント運用は、ポイントの追加や引出は1日1回などの制限がある。

例えば、au WALLETポイントの運用サービスの場合、営業日13:00までにポイントを追加すると、運用開始されるのは3営業日後の12:00以降となる。金曜日の13:00までに運用ポイントに追加すると、水曜日12:00から運用が開始し価格の変動が始まる。

au WALLETポイント運用の追加スケジュール(auのサイトより)

営業日13:00までに引出を行うと、2営業日後の基準価格で引出時のポイント数が確定し、その翌営業日13:00以降にau WALLETポイントに反映する。

au WALLETポイント運用の引出スケジュール(auのサイトより)(確定は筆者追加)

このように、ポイントの追加や引出は手続をしてから数日かかることになる。これは、実際に投資信託を購入しているためのスケジュールだろう。

しかし、PayPayの「ボーナス運用」はデイトレのように、追加したPayPayボーナスが刻々と変動していく。本日は10:40にチャレンジコースで運用開始し18:59に売却。一度、売却時に2,289円だったが、数分後に2,290円になったタイミングで引き出した。

PayPayのポイント運用でデイトレ

8時間ちょっとで112円のプラスだ。さらに、疑似運用サービスのため売却(引出)時に税金が引かれないため、112円分のPayPayボーナスを獲得できる。もちろん、PayPayボーナスはチャージする事ができないため、原資は非常に少ない。それでも、株式投資の疑似体験としては面白いサービスだ。

今後、PayPayが実際の投資を始めるのであれば、投信の購入よりも株の購入やFX(外国為替証拠金取引)でPayPayマネーを利用できるサービスの方が可能性は高そうだ。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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