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新デザインの「三井住友カード プラチナ」が到着! 新デザインMastercardを徹底検証!

三井住友カードの新デザイン券面は人気?

書留郵便が届いた。三井住友カードからの郵便のため、新デザインの「三井住友カード プラチナ」だろう。

早速開けてみたところ、カードが1枚しか入っていない。Mastercardブランドのみだ。

筆者は、VisaブランドとMastercardブランドの2枚保有しており、どちらも事前にデザイン変更依頼はしていたはずだ。Mastercardブランドのデザイン変更依頼しかしていないかと思い、過去のメールを確認してみたが、やはりVisaブランドでも変更予約を行っていた。

Visaブランドの方が保有者が多く、デザイン変更が遅れているのだろうか。再度、カードデザイン変更の申し込み画面を確認すると、「新デザインカードが好評につき…」とあり、カード券面変更依頼が殺到していることがわかる。

  • 三井住友カード プラチナ VISA/Mastercard
  • 三井住友カード ゴールド VISA/Mastercard(「グリーン」デザインへの変更不可)
  • 三井住友カード VISA/Mastercard(「グリーン」デザインへの変更不可)

特にVisaブランドだけでなく、Mastercardブランドの切替もできないと言う事は、たまたまMastercardの方が早くできたと言う事だろう。

新デザインについては様々な意見があり、スタイリッシュという人もいれば、かっこ悪くなったと言う人もいる。実際にカードを比較して見ると、左側が旧 三井住友カード プラチナ(Mastercard)、右側が新 三井住友カード プラチナ(Mastercard)だ。

個人的には、旧デザインの方が重みがあるような気がする。こればかりは慣れの問題かもしれないが、やはりちょっとすっきりしすぎなのかもしれない。

ただし、これだけ新券面への変更があると言う事は、世間的には評価されているのだろう。

三井住友カードの新デザインはすっきり!

では、到着した新デザインのカードを見てみよう。カード表面にあるのは「MITSUI SUMITOMO CARD」「PLATINUM」の文言とカード保有者の氏名、MastercardのロゴとICチップだけ(Visaブランドの場合はVisaのタッチ決済のマークも)。すっきりした印象だ。

カード番号や有効期限はカード裏面に移動しており、エンボス加工がないため、カード表面がさらにすっきりした印象になるのだろう。

なお、新デザインへの変更でも、カード番号、有効期限、セキュリティコードは変更されていないため、固定費引き落としなどで利用している場合でも変更手続は不要だ。

カード番号が裏面に集約したのは、セキュリティ的には良いだろう。IC化のため、決済時にカードを渡すことが少なくなっており、カードの表面だけでカード番号などが漏洩することがなくなった。ただし、レストランなどでカードを渡す場合、カード裏面だけをスマートフォンなどで撮影すれば従来よりも簡単に情報を取られるリスクはある。今後、テーブルチェックなどが減っていけば、このようにカード裏面に全ての情報を集約するカードも増えていくのではないだろうか。

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三井住友カード プラチナの色を考える

三井住友カード プラチナには、VisaとMastercardブランドの他、ブラック×プラチナとブラック×ゴールドの計4種類存在する。

それぞれのデザインは以下のようになっている。

ブラック×プラチナ ブラック×ゴールド
Visa
Mastercard

従来の三井住友カード プラチナの場合はMastercardブランドはブラック×ゴールド、Visaブランドはブラック×プラチナというのが券面デザイン的にはきれいに見える。

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新デザインでどれを選べば良いかを考えると、Mastercardブランドの場合はやはりゴールドが良さそうだ。Mastercardロゴは変更されていない(色はそのまま)ため、やはりゴールドが合うのではないだろうか。

VisaブランドについてはVisaのロゴもブラック×プラチナとブラック×ゴールドで異なった色が採用されているため、どちらでも良さそうだ。三井住友カードのウェブサイトを見ても、掲載カードはVisaブランドとなっており、やはりVisaがメインなのだろう。

今回筆者が選んだデザインは、Visaブランドはブラック×プラチナ、Mastercardはブラック×ゴールドにした。

Apple PayもGoogle Payも新デザインに!

新デザインに変更され、Apple PayやGoogle Payのカードデザインが切り替わっているのかを確認してみることに。

まず、Google Payを確認すると、新デザインに変更されている。

続いて、Apple Payだ。以前登録していたが削除したため、新たに登録し直した。こちらも新デザインが利用されている。ただし、選んだブラック×ゴールドではなく、ブラック×プラチナとなり、基本的にはブラック×プラチナなのだろう。

新デザインでも紫外線で変化が!

最後に、以前セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの新デザインになった時に紫外線(ブラックライト)を当てても変化がなかったことが気になったため、新デザインのカードにブラックライトを当ててみた。

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新しい券面にブラックライトを当てると、ちょっと確認しにくいが「M」のマークが現れる。

他のMastercardブランドでもMaster Cardの頭文字である「M C」の文字が現れるが、新デザインのカードでもセキュリティ対策が施されていることが判明した。

このセキュリティ対策については、今後のカードでどうなっていくのかは気になるところだ。


今回は三井住友カード プラチナの中でも到着したMastercardのみの紹介となったため、次回はVisaブランドについても紹介したい。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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