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楽天の「赤いSuica」が話題だが 別の「赤いSuica」も発行予定!

2020年春頃から楽天ペイのアプリからSuicaを発行したり、チャージしたりできるようになる。通常のSuicaは緑色のため、「赤いSuica」と話題だ。

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2019年6月5日(水)に楽天ペイメントとJR東日本の記者会見があり、2020年春頃より、楽天ペイのアプリからSuicaを発行したりチャージしたりできるサービスが開始すると発表された。 これは非常に大 ...

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この「赤いSuica」については、Twitterなどでも「赤いSuica欲しい」などの意見も多い。アプリでの発行のみとなるため、実物の「赤いSuica」を手にすることはできないはずだ。

しかし、別の「赤いSuica」が2019年9月1日(日)より発行される。

その名も「Welcome Suica

「Welcome Suica」は、訪日外国人旅行者向けのSuicaとなり、短期利用のインバウンド旅客向けICカードとなっている。デザインは日の丸をイメージした赤をバックに、白い桜の図柄が映える。楽天の「赤いSuica」とデザインは異なるが、日本らしい「赤いSuica」がWelcome Suicaとなる。

通常500円のデポジットが必要なSuicaだが、Welcome Suicaはデポジットなし。ただし、28日間の有効期限が設定されるため、日常使いには適さない。もちろん、鉄道も相互利用対象エリアで利用できるため、Suica・PASMOエリアだけでなくJR北海道やJR東海などでも乗車する事が可能だ。また、店舗やタクシーなどで使う事もできる。

1枚当たり、1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円での販売となり、成田空港駅や空港第2ビル駅、東京モノレール線羽田空港国際線ビル駅、東京駅、新宿駅、渋谷駅、池袋駅、上野駅、浜松町駅に設置されているJR EAST Travel Service Centerや成田空港駅、空港第2ビル駅で販売する予定だ。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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