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ポイントプログラムは"貯めやすさ"から"使いやすいさ"に

ポイント交換マップ2014年5月21日

ポイントプログラムを提供している業界の中で、使い勝手の悪いポイントプログラムがある。ケータイ電話会社のポイントだ。機種変更や通信料金の支払いなどにしか利用できず、失効する前にどうでも良いグッズなどに交換した方もいるだろう。

しかし、ケータイ電話会社のポイントが大きく変わろうとしている。この1年の間に発表・実施されたケータイ会社のポイントプログラムに関するニュースを一覧にした。

ドコモポイントがJALとの相互交換を開始、ソフトバンクポイントは付与されるポイントがTポイントに切り替え、auはWALLETポイントを開始し、どこでも貯めることができ、貯めたポイントは他社のポイントプログラムに交換できるサービスを開始するなど、ケータイ会社のポイントも囲い込み戦略から、徐々にポイントを流動させる方向に進んできている。

特に、au WALLETの「WALLETポイント」はマツキヨポイントへ交換可能にし、マツキヨポイントを介すことでドコモポイントに交換も可能となった。マツキヨポイントからドコモポイントへの交換レートは悪いため、WALLETポイントをマツキヨポイント⇒ドコモポイントに交換する利用者は少ないと思われるが、思い切った作戦をとったといえるだろう。

取材の時に筆者がいつも言うこととしては「貯まりやすいポイントを貯めるのではなく、使いやすいポインを貯めるべき」、と伝えている。Yahoo!ポイント・ソフトバンクポイントのTポイントへの統合、楽天スーパーポイントの共通ポイント参入、リクルートポイントのPontaポイント統合、au WALLETカード誕生と、最近のポイント業界の流れは、まさしく「使いやすいポイント化」ということだろう。

まだまだ使いやすいポイントになっていないポイントプログラムが多く存在する。使い勝手の良い「共通ポイント」「電子マネーのポイント」を軸に、まだまだポイント業界の再編が起こると思われる。

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菊地崇仁

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。 三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。 45枚のクレジットカードを保有し、約70万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。

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