2018年9月11日(火)より、ローソンでd払いやOrigami Payのコード決済が開始した。また、同時にJCB ContactlessやMastercardコンタクトレス、Visaのタッチ決済(Visa payWave)、American Express Contactlessの対応も始まっている。
今回は、アメックスのカードでコンタクトレス決済を利用してみたので紹介したい。
コンタクトレス決済とは?
まず、コンタクトレス決済とは、クレジットカードやデビットカード等にコンタクトレスのマークが付いている場合、カードをかざすだけで支払えるサービスとなる。QUICPayやiDとは異なり、世界標準規格となるため、海外でも利用することが可能だ。
国際ブランドにより名称が異なり、VisaはVisaのタッチ決済(旧payWave)、MastercardはMastercardコンタクトレス(旧PayPass)、JCBはJCB Contactless(旧J/Speedy)、アメックスはAmerican Express Contactless(旧ExpressPay)となる。
国際ブランド | 名称 | 旧名称 |
Visa | Visaのタッチ決済 | payWave |
Mastercard | Mastercardコンタクトレス | PayPass |
JCB | JCB Contactless | J/Speedy |
American Express | American Express Contactless | ExpressPay |
コンタクトレス決済を使う方法
コンタクトレス決済が対応している店舗は、ローソン、マクドナルド、TSUTAYAなど限られている。
対象店舗で商品を購入するときに「アメックスで」や「クレジットカードで」と伝えてカードを決済端末にかざすと支払うことが可能だ。
コンビニの店員さんはLINE Payや楽天ペイ(アプリ決済)などが対応した初日に使ってみても、きっちりと処理してくれる。
今回は、コンタクトレス決済が開始してから20日程度経ってからローソンで支払ってみたが、「カードの場合は差し込んでください」と言われた。「いや、非接触でできます」と伝えると「QUICPayですか?」と聞かれているうちに決済完了。「あ、大丈夫みたいです。こんなことができるんですね。」と店員さんも驚いていた。
コンタクトレス決済はカードを手渡す必要がないので安心だ。ただし、カードを落とした場合は、非接触で簡単に使われてしまうと言うデメリットもある。
コンタクトレス決済とQUICPayやiDの違い
レシートを確認すると、「AMERICAN EXPRESS」と表記がある。
カード明細を確認すると、ローソンで使ったことがわかる。普通にカード決済したときと同じ状態だ。
一方、Apple Payにアメックスを登録し、Apple PayのQUICPayで支払った場合は「QUICPay」の表記となる。
カード明細を確認すると、ローソンではなくクイックペイプラスの加盟店で使ったという表記だ。
支払う金額は同じだが、カード明細をしっかり確認したいのであれば、コンタクトレス決済の方がおすすめだ。