Mizuho Suicaとは?
2018年8月1日(水)に開始した「MizuhoSuica」。iPhone 7やApple Watch Series 2以降で利用可能だ。
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みずほ銀行、カード発行不要の電子マネー「Mizuho Suica」の発行を開始
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従来のモバイルSuicaは、クレジットカードでのチャージが必要だったが、Mizuho Suicaはみずほ銀行口座から直接チャージができる。
では、みずほ銀行の口座からMizuho Suicaにチャージするとメリットがあるのだろうか? 例えば、ビューカードでモバイルSuicaにチャージすると、1.5%のJRE POINTを獲得できる。しかし、みずほ銀行からMizuho Suicaにチャージしてもポイントを貯めることができない。
「おトクかどうか」、と言うと「おトクではない」。
Mizuho Suicaを設定してみた
みずほ銀行の口座から直接チャージしてもメリットはないが、とりあえずMizuho Suicaを申し込んで見る。
まず、みずほ銀行の通帳かキャッシュカードを準備しておく。
続いて、「みずほWalletアプリ」をダウンロードする。みずほ銀行のアプリは大量にあるため、「みずほWallet」と検索すると良いだろう。
アプリを起動し、「タップしてMizuho Suicaを発行」をタップする。
みずほ銀行の口座保有者名を漢字とカタカナで入力して「次へ」ボタンをタップ。性別と生年月日を入力して「次へ」をタップ。携帯電話番号と郵便番号を入力して「次へ」をタップする。
引落口座の設定が表示されるため、「みずほダイレクトを契約していない方」「みずほダイレクトを利用中の方」でどちらかを選ぶ。みずほダイレクトを契約していない場合は、キャッシュカードの暗証番号で登録が可能だ。
「普通預金口座振替約定を確認しました」にチェックを入れる。これで口座振替が完了した。「収納企業のサイトへ戻る」をタップする。
続いて、Mizuho Suicaにチャージする金額を選択する。とりあえず1,000円と設定。パスコードの設定が必要になるため、6桁のパスコードを設定する。
Mizuho Suicaが利用できるようになったと表示される。この画面はApple Payの画面だろう。
みずほWalletのアプリ画面でもSuicaが認識されていることがわかる。カード下に「・・」となっており、右側にもカードがありそうに見えるが、右側は新しいMizuho Suicaを作成する画面となるため、発行されているMizuho Suicaは1枚のみだ。
Mizuho SuicaはSuicaアプリからはアクセスできない
何かと便利なSuicaアプリだが、Suicaアプリを起動しても「Mizuho Suica」は表示されない。また、みずほWalletアプリを起動しても、モバイルSuicaは表示されない。
両方のSuicaが表示されるのは、Apple PayのWalletアプリのみだ。WalletアプリにはモバイルSuicaとMizuho Suicaの表示がある。
Mizuho Suicaをおトクに使うには?
Mizuho Suicaをみずほ銀行の口座からチャージしてもポイントを貯めることができない。Mizuho Suicaをおトクに使うには、Apple Payでのチャージだろう。
Walletアプリを起動して、Mizuho Suicaをタップし、下にある「i」のボタンをタップする。
続いて、「チャージ」をタップする。
最後に、Suicaにチャージしてポイントの貯まるクレジットカードを選んでTouch IDまたはFace IDで支払う。
これで、クレジットカードからMizuho Suicaにチャージでき、クレジットカードのポイントが獲得できるためおトクというわけだ。
しかし、ここまでするのであれば、普通のモバイルSuicaでも良く、わざわざMizuho Suicaである必要はない。
Mizuho Suicaを申し込む人は、クレジットカードをどうしても使いたくない人となり、それ以外は使うメリットはないだろう。
なお、クレジットカードの審査が通らない場合でも、普通のモバイルSuicaを利用することが可能だ。最近では、審査不要のプリペイドカードもたくさん存在する。例えば、Kyashは審査が不要なプリペイドカードとなり、銀行口座やコンビニでチャージ可能だ。
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6,000円以上KyashからモバイルSuicaにチャージすると2%のキャッシュバックも受けられるため、銀行口座から直接SuicaにチャージするMizuho Suicaを使わなければならない事はほとんどなさそうだ。