楽天カードは年会費無料のため家族で別々の楽天カードを契約している場合もあるだろう。しかし、楽天市場で楽天カードを利用した場合と、楽天ゴールドカードを利用した場合、2018年3月以降、2%の差が出るようになっている。
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そこで、楽天ゴールドカードへの切り替えを考えた方もいるだろう。問題は楽天ゴールドカードの年会費が2,000円(税抜)と言うことだ。夫婦で楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替えた場合、年会費は4,000円(税抜)となる。しかし、楽天ゴールドカードの家族カードを発行した場合は2,000円(税抜)+500円(税抜)の2,500円(税抜)で利用することが可能だ。
ここで疑問が出てくるのだが、家族カードの利用でもSPUは楽天ゴールドカードとして認識するのかどうかだ。
今回、実際に家族カードを発行し、SPUの対象になるかを確認してみたので紹介したい。
楽天カードの家族カードを発行する
まず、家族カードを申し込もう。家族カードは楽天e-NAVIにログインし、「お申込み(カード/サービス)」の「家族カード」をクリックする。
申込家族の名前、性別、誕生日、続柄、暗証番号、メールアドレスを入力して「入力内容の確認へ」ボタンをクリック。
内容を確認し、「同意する」にチェックを入れて「お申し込みを完了する」ボタンをクリックする。これで家族カードが発行される。
楽天カードの家族カードを楽天e-NAVIに登録する
家族カードが届いたら、家族アカウントで楽天e-NAVIに登録しよう。家族カードでも楽天e-NAVIに登録することができ、家族カード分の利用明細を確認することが可能だ。
家族カードの場合は、楽天e-NAVIにログインすると「表示中 家族カード」の表記がある。
楽天市場でのアカウント情報を確認
続いて、楽天市場で家族カードのアカウントでログインする。ログインすると、通常は「あなたはポイント合計○倍以上」と表記があるのだが、家族カードのアカウントは「合計1倍以上」となっている。
「楽天カードご利用」「楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカードご利用」がグレーとなっていないため、楽天カードが紐付いていない状態(写真右)だ。
原因がわからないため、会員情報から「クレジットカード情報の確認・変更・追加・削除」で家族カードのカード情報を追加した。
登録しても、特にアカウントに変化はない。
楽天市場で家族カードを使って買い物してみた
数日後に、家族カードを登録している楽天のアカウントを確認したところ、「楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカードご利用」の+4倍がグレーとなり、「あなたはポイント合計5倍以上」の表記に切り替わっていた。
そのまま買い物してみると、「獲得予定ポイント」にも反映されているため、家族カードでもSPUの対象となることがわかる。
結論としては、楽天カードの家族カードでもSPUの対象となる。従って、楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替える場合、500円(税抜)をプラスして家族カードを発行するのも良いだろう。
楽天ゴールドカードの切り替え分岐点は?
楽天カードと楽天ゴールドカードを単純に比較すると、年会費2,000円(税抜)を回収するには楽天市場などで年間11万円以上利用するかどうかとなる。
続いて、楽天カードを家族で利用している場合、楽天ゴールドカード+家族カードに切り替えると、2,500円(税抜)の年会費を回収するには楽天市場などで年間14万円以上の利用が必要だ。
年間14万円以上ある場合は、夫婦で楽天カードを保有するより、楽天ゴールドカード+家族カードの方がおトクになる。
従来は、楽天ゴールドカードを国内線空港ラウンジだけに利用しても魅力的なカードだったが、空港ラウンジサービスが改悪になるため、空港ラウンジのためだけにゴールドカードへの切り替えはおすすめしない。
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また、楽天ゴールドカードの場合はETCカードの年会費も無料となる。楽天カードで500円(税抜)の年会費を考えてETCカードを申し込んでいなかった場合(条件付き無料)は、楽天ゴールドカードでETCカードを申し込んでおくと良いだろう。