久しぶりにMastercardコンシェルジュデスクを使ってみたが、コンシェルジュデスクの使い方が変わっていたので紹介したい。
まず、以前はカード番号の先頭10桁、名前等を伝えていたが、カード番号の先頭9桁、名前、電話番号を伝えることになる。
以前利用したのが楽天ブラックカード(Mastercard)だったが、新たにOrico Card THE PLATINUMとして電話したため、「初回利用ですか?」と聞かれたときに「はい」と答えると、次回以降、利用が簡単になるように登録をしてくださいとのことだ。
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登録には漢字の氏名とパスワード、パスワードのヒントが必要になり、パスワードは文字で登録することになる。これは電話操作などではなく、口頭でパスワードを伝える。例えば、パスワードを「菊地」とした場合、パスワードのヒントとして「名字は?」と言う具合に登録する。
2回目以降は名前と電話番号またはメールアドレス、パスワードで認証が完了する事になる。
登録後に、早速新幹線チケットを予約することに。まず、2017年1月にMastercardコンシェルジュデスクに電話したところ、「新幹線のチケットは手配できません」という返事だった。それ以来、Mastercardコンシェルジュデスクを使う事はなかったが、使い勝手が変わることもあるため、新たに新幹線チケット手配を行うことに。
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まず、電話すると名前の確認と電話番号、パスワードを答えて下さいと言われる。1回目に登録した内容を答えると、すぐに依頼内容の確認だ。
「新幹線チケットを手配して欲しい」と伝えると、「かしこまりました、ご利用日は?」と言う他社コンシェルジュデスクと同等のやりとりに。
これは期待ができる。日付、時間、区間、利用人数、席の希望(禁煙で並び順)を伝えると、料金と時間を調べて回答しますとのことだ。
回答はメールアドレスを登録していればメールで送ってくれることも可能。ただし、22時頃に電話したところ、翌日16時までにはメールで回答しますと言う事で、他社のコンシェルジュデスクのように、その場で手配が完了しない。
また、利用者の登録したときの電話と新幹線チケット手配をしたときの電話で、かなり応対の差も感じた。もちろん、他社のコンシェルジュデスクでも同じ事は言えるのだが、他社のコンシェルジュデスクは、もう少し平均的だと感じる。
さて、メールで回答が届いたのが15:50頃。事前に伝えられていた16時前ではあるが、まだ発売前のため空席状況は確認できませんと書かれている。料金と新幹線の時間を調べるだけでこの時間はかからないだろう。非常に丁寧なメールなのだが、それにしても時間のかかりすぎだ。
メールには1ヶ月前からの予約となるため、1ヶ月よりも前に手配依頼すれば、当日になってから手配してくれると書かれていた。
なお、以前はカード番号を預からないと言う事でチケット手配ができなかったのだが、メールを読むと電話でカード番号を伝えることでカード決済ができるようになっている。
チケット手配の手数料はかからないが、チケットの配送料が別途必要となる。ザ・クラス コンシェルジュデスクやアメリカン・エキスプレスのプラチナ・コンシェルジュ・デスクなどでは無料で配送してくれる。
ちなみに、これらのコンシェルジュデスクで同じ内容を依頼すると、新幹線の利用日、時間、区間、利用人数、席の希望(禁煙で並び順)等を伝えることは同じだが、その時点で新幹線の時間の確認、1ヶ月前からの予約となるため往復のチケットが取れたタイミングで連絡します、となる。行きの新幹線で予約の問題が出た場合は、復路を押さえる前に連絡します、と安心して任せられる。
Mastercardコンシェルジュデスクも、もう少し対応になれてもらえるとOrico Card THE PLATINUMやジャックスカードプラチナなどをもっと紹介できるが、現時点ではこれらのカードの弱点と言えるだろう。