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三井住友プラチナカードやセディナプラチナカードのレストラン特典「グルメクーポン」が改悪? 冊子の厚さが半分以下に

先日、ANA VISAプラチナ プレミアムカードに付帯する、対象レストランで2名以上でコース料理を予約すると1名分が無料となるサービス「グルメクーポン」の冊子が届いた。

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届いて驚いたのが今までの冊子の半分以下になっている点だ。下の写真の上が従来の物、下が新しく送られてきた物になる。

続いて、対象レストランが一覧となっている目次を確認する。新しいグルメクーポンは50ページ、従来のグルメクーポンは102ページと半分以下と言うことがわかる。

それぞれのページを確認して厚さが半分以下になった理由がわかった。従来の物は店舗毎に1枚1枚別々になっていた。当日はクーポンを切り取って、会員IDを記入した物を店舗に渡す必要があったためだ。

新しいグルメクーポンは切り取って渡す必要がない。そのため、1枚(表・裏)に4つの店舗情報が掲載されている。掲載店舗が大幅に減ったわけではないが、グルメクーポンの厚さが半分になったと言うことだ。

では、クーポンの使い方がどう変わったのか紹介しよう。

表紙裏面には、「2018年3月より、予約方法が変更となりました」と表記がある。

従来はリザーブデスク(専用予約デスク)または店舗に直接予約となっていたが、リザーブデスクのみに限定されたようだ。さらにwebサイトでの予約も可能となった。

webサイトの場合は、専用サイトにログインする。ログインには、クーポンに記載されている「お客様番号」が必要になるため、「お客様番号」はクーポン毎に設定されている物と言うことだろう。

従来も表紙裏面に「会員ID」があったが、それぞれのクーポン発行企業ごとに異なるだけで、会員毎に違ったわけではなさそうだ。グルメクーポンは年に2回まで利用できると言う制限があったが、利用している会員をチェックできずに不正利用などもあったのではないだろうか。新たな仕組みでは会員を特定できるため、何回目の利用かをチェックできるのだろう。

ログイン後は店舗を選択し、カレンダーをクリック。「リクエストする」または「予約する」ボタンをタップすると、希望入店時間、人数などを入力するページが表示されるため、「確認画面へ進む」をクリック。

確認後、「リクエストする」または「予約する」をクリック。「予約する」の場合はそのまま予約が確定する。「リクエストする」の場合は、専用デスクで予約を確認後に反映すると言う流れだ。

三井住友プラチナカードやセディナプラチナカードのグルメクーポンはベネフィット・ワンが提供しているサービスだが、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードやダイナースクラブカードの場合は招待日和となる。招待日和もweb予約ができるようになっており、予約しやすくなっているため、是非対象のカードを保有している場合は利用してみて欲しい。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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