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ポイント交換の中心はANA・JAL ポイント交換マップ2014年4月

企業間の新規提携、提携終了などで、交換できるポイントが変わってきている。昨年、Yahoo!ポイントが廃止されTポイントに統合、その影響で、JALのマイレージとYahoo!ポイントの交換が終了した。さらに、ソフトバンクの通信料で貯まるポイントが、ソフトバンクポイントからTポイントに変更、楽天がRポイントカードとして、共通ポイントに参入と、共通ポイントの勢いが増している。

そこで、現在のポイント勢力図を描くために、共通ポイントを軸にしてポイント交換マップを作成することにした。まずは、PontaとTポイント(わかりやすくするため、Yahoo!ポイントとソフトバンクポイントはTポイントに重ねて配置)、楽天スーパーポイントを配置する。

Pontaと相互交換できるJAL、Tポイント・楽天スーパーポイントと相互交換できるANAを設置し、ポイ探のポイントサーチ、逆サーチを利用し描いていく。

作成したポイント交換マップは以下の通りだ。

ポイント交換マップ2014年4月

共通ポイントを軸に設置したが、やはりポイント交換マップとしてはANA・JALが中心になっていることがわかる。共通ポイントはポイント交換元は多いが、ポイント交換先が少ない。一方、ANA・JALは交換先・交換元のどちらも多いため、ハブのような存在となっている。そのため、ANA・JALを中心にしなければ描けないということだろう。

今後も共通ポイントは他社へのポイント交換を積極的に行っていくことはないと思われるため、共通ポイントがポイント交換マップの中心になることはない。ただし、Yahoo!ポイントやソフトバンクポイントがTポイントに統合されたように、このマップに表示されているポイントが共通ポイントに取り込まれる事もあり得るだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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