2017年9月より、エポスカードの最上級カードである「エポスプラチナカード」が申込制に変更となった。
従来は、年間利用額が100万円程度でインビテーションが送られるカードとなっており、自ら申込むことはできなかった。
現在は、エポスプラチナカードを自ら申込むことができるが、年会費が2万円(税込)から3万円(税込)にアップ。ただし、年間利用額100万円以上になると、翌年以降の年会費が2万円(税込)に優遇される。翌年以降となるため、1度でも年間100万円以上を達成すれば、年会費は2万円(税込)と言うことだ。また、インビテーションで申込んだ場合は、従来の年会費2万円(税込)で申し込みできる。
エポスプラチナカードは、プレステージ会員のプライオリティ・パスも利用でき、国内線の空港ラウンジの利用も同伴者1名まで無料となる。コース料理2名以上で予約すると1名分が無料となるエポスプラチナカードグルメクーポン、コンシェルジュデスクのVisaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)の利用も可能。
また、ボーナスポイントも優秀で、年間利用額100万円以上で、2万ポイントのボーナスポイントも獲得できる。インビテーションで2万円(税込)となった年会費であれば、実質無料と言うことだ。エポスゴールドカードと同様、ポイントは無期限になるため、ポイント残高を気にする必要もない。
三越伊勢丹のエムアイカードもVisaブランドのプラチナカードを発行予定となり、タカシマヤはデビットカードとなるが、審査不要のタカシマヤプラチナデビットカードを発行。エポスカードも申込制を導入し、プラチナカードの競争が激化している。
今後、プラチナカードを超えるブラックカードの検討も行っていくのではないだろうか。