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Reader's Cardの国際ブランドがVisaからMastercardに変更 Apple Payでのアプリ決済やネット決済も可能に

2017年10月10日

Extreme Card(エクストリームカード)が終了し、Reader's Card(リーダーズカード)に統合。2017年10月10日(火)より、Reader's CardポイントからGポイントへの交換が開始した。

このルートを確認している時に気がついたのが、Reader's Cardの国際ブランド変更だ。従来、Reader's Cardの国際ブランドはVisa。ほとんどのジャックスが発行していた超高還元率カードはVisaとなっており、漢方スタイルクラブカードのみがVisaとJCBを選択できていた。

この国際ブランドがVisaというカードの制限として、Apple Payに登録しても、アプリ決済やネット決済で利用できなかった。

新たなREX CARDとReader's Cardは、還元率は1.25%で同じ。年会費がREX CARDは無料に対して、Reader's Cardは初年度無料、2年目以降が2,500円(税抜)となる。ただし、年間利用額が30万円以上の場合は無料になるという、条件付き無料カードとなっている。

つまり、還元率と年会費だけを考えると、REX CARDの方が有利となる。しかし、Reader's Cardの国際ブランドがMastercardブランドに切り替わったことで、モバイルSuicaチャージをWALLETアプリだけで完結できたり、Yahoo!ショッピングが対応すると言われているApple Pay決済も利用できるというメリットが生まれた。

Reader's Cardはnanacoチャージでもかろうじてポイントを獲得することもでき、電子マネーでも活用するのであれば、REX CARDよりもReader's Cardの方が使いやすいだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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