クレジットカード特集 コラム

国税をクレジットカードで支払ってみた e-TAX(WEB)版から納付までの流れを紹介

先日、会社の税金を納める事になった。そこで思い出したのが、国税のクレジットカード納付。

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せっかくなので、国税のクレジットカード納付を行ってみた。

納付書を作成してくれた税理士さんに確認したが、国税のクレジットカード納付は良くわからないと言うことで、e-Tax(WEB版)でやってほしいとのことだった。

まず、e-Taxのサイトにある「e-Taxソフト(WEB版)」にアクセスする。Google ChromeやFirefoxなど利用できない環境でアクセスするとエラーメッセージが表示される。Windowsの場合は7以降でIE11が条件となる。Macの場合は10.9以降となりSafari 9.1が条件だ。

なお、Windows 10の標準ブラウザMicrosoft Edgeでアクセスしてもエラーとなるため、メニューの「…」をクリックして、「Internet Explorerで開く」をクリックしてIEを起動してから、「e-Tax(WEB版)」にアクセスしよう。

e-Tax(WEB版)を初めて使う場合は、「e-Taxソフト(WEB版)を利用するに当たって」からソフトを事前にインストールしておかなければならない。

インストールしてから再度e-Tax(WEB版)にアクセスするとエラーメッセージが表示されなくなるはずだ。続いて、初めて利用する場合は「開始届出書の作成・提出」からアカウントを作成しなければならない。筆者の場合は、税理士の方がすでにアカウントを作成していたため、その情報を元にログインした。

このあたりまでの、IE限定や事前のソフトウェアインストールなどは、マイキープラットフォームに近い。最初の設定が非常に大変だ。

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「利用者識別番号」と「暗証番号」でログインする。ログイン直後は「申告・申請・納税」にアクセスできない場合がある。この場合は「利用者情報の登録・確認・変更」から登録しよう。

続いて「申告・申請・納税」をタップする。「新規作成」の「操作に進む」をクリック。今回は「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例分)」を選択。何を選択すべきか不明な場合は、納付書を確認すると良い。

続いて「提出先税務署等」を選択し、納期等の区分を入力する。会計年度などを入力すると、納付書が作成される。

最後に受付システムへの送信を行う。送信が完了すると「受付通知の確認」ボタンをクリック。

下の方に、「クレジットカード納付」とあるため「クレジットカード納付」ボタンをクリックする。

「国税クレジットカードお支払サイト」につながるため、確認のチェックボックスにチェックを入れ「同意」ボタンをクリック。このときに手数料が表示されるため何%なのかを計算した方が良いだろう。今回の場合は0.84%であったため、1%を超える還元率のカードであればおトクとなる。

e-Tax(WEB版)で入力済みの情報が表示されるため、そのまま「次へ」ボタンをクリックする。

クレジットカード番号や有効期限を入力し「次へ」ボタンをクリックする。確認画面が表示されるため「納付」をクリック。これでクレジットカードによる納付が完了だ。

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国税のカード納付が開始したとしても、基本的には法人向けとなる。法人税や消費税、源泉所得税などが対象となるため、還元率の高いクレジットカードを用意しておくと良いだろう。手数料を考えると0.8%程度の場合が多いため、還元率1%以上のクレジットカードを用意したい。

P-oneカード<Standard>やBooking.comカードなどのキャッシュバックカードを使うと、税金も実質的に割引で支払うこともできるだろう。

個人で国税を支払う場合は相続税や贈与税となる。これらを支払う場合はクレジットカード納付ができることを覚えておくと良い。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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