Visaは、2017年8月1日(火)に、EMV仕様を定める国際的な技術規格団体であるEMVCoによる新しいグローバルなQRコード決済の仕様に対応すると発表した。
新仕様は、デジタル決済が可能な店舗で、QRコードを消費者が提示して加盟店側がスキャンする場合と、加盟店が提示して消費者がスキャンする場合が想定されている。
新しいグローバル仕様は、世界中で急速に成長するQRコード決済の相互運用性と標準化を促進する重要な一歩となり、デジタル決済によるキャッシュレス社会への移行へとつながる。
Visaは、モバイル決済ソリューション「mVisa」を通じ、加盟店提示のQRコード決済の成長を後押ししてきた。mVisaはインド、ケニア、ナイジェリアなどの銀行や加盟店で導入されている。