先日、9年間利用していたビックカメラSuicaカードを解約した。年に1回クレジットカードの利用があると年会費もかからないカードであったが、解約に至った。
ビューカード入門に最適だった
9年前は現在と保有クレジットカードもほぼ異なっており、ビューカード自体1枚も持っていなかった。JR東日本の利用が増えるタイミングで、ビューカードとSuicaが欲しいと思い選択したカードである。
元々ビックカメラのポイントカードを利用していたこともあり、カードの枚数が増えず、年に1回、乾電池でもいいからこのカードで決済をすれば年会費もかからないというのは大変魅力的であった。
その後増えるビューカード、優先順位が下がるも保持
それから3年後、引っ越しで環境が変わり、アトレビューSuicaカードを発行した。以降はSuicaもアトレビューSuicaカード側を利用するようになり、ビックカメラSuicaカードは財布の一番使うエリアから、カード入れに移動。ビックカメラに買物に行く際に持つというカードに変わった。
ビックカメラでのポイントのつけ方に変化が
サブカードにまわったとは言え、ビックカメラで買い物をすると10%ポイントが付与されることもあり、数か月に一度はビックカメラで買い物を行い、ビックポイントを貯め、適宜利用していた。
そんな15年以上に渡るビックポイントとの付き合い方に変化が現れた。
JMB WAONカードを使い始めたため、ビックポイントのかわりにJALマイルを獲得できるようになったのだ。
筆者のJALマイルの還元率からすると、ビックポイント10%+ Suicaチャージでのビューサンクスポイント1.5%分を得るよりも、3%+JALカードによるJMB WAONチャージ1%+JMB WAON利用0.5%分のJALマイルを得た方が良いためビックカメラSuicaカードを提示することが無くなってきてしまった。
更に、筆者はこのJMB WAONカードとビックカメラカードのポイント紐づけシステム(JAL&Bicジョイントサービス)を誤解しており、ビックカメラのポイントはあくまでも既存のビックカメラのカードを利用するものだと思っていた。
JMB WAONカードでビックポイントも利用できると決済時に店員の方からビックポイント利用について尋ねられて理解し、ビックポイントを使い切り、残額分はJMB WAON払いとし、その分のJALマイルを得ることができた。
これにより完全にビックカメラSuicaカードが無くても大丈夫だと判断した。新たにビューカードを発行することもあり、解約手続きに至った。
年に一度の購入管理は意外と手間だった
「2年目以降は、年1回クレジットカード機能を利用すれば、次年度の年会費が無料」というのはおトクなようでいて、実際保持すると今年度は決済したのかわからなくなる。ビックカメラではカード払いよりSuica払いの方がおトクなため、意識しないとカード払いをしないからだ。
サブカード扱いになってからそれが顕著になり筆者は毎年カードを利用する月を決め、利用実績を手帳の年間ページで管理していた。今はこの管理から解放されたことに安心している。
あまり利用しないカードの年会費についてシビアに検討しよう
サブカードの利用を忘れ、年会費が請求された場合、1年かかって得たポイント以上の支払いが必要となる場合もある。
付与率を多少下げてでも、メインカードで決済し手間やリスクを減らすという手段もある。
自分の環境、最新のルールを確認し、見直しを行ってみてほしい。