コラム プリペイド 電子マネー

コープみらいの電子マネー機能つきの「ほぺたんカード」について考察してみた

『コープネット事業連合、プリペイド式電子マネー機能を備えた「ほぺたんカード」を発行』で紹介されたように、コープみらい(東京、千葉、埼玉)では、2017年3月27日(月)から電子マネー機能つきの「ほぺたんカード」が使えるようになった。

コープネット事業連合、プリペイド式電子マネー機能を備えた「ほぺたんカード」を発行

コープネット事業連合に加盟するコープみらい、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、コープながのは、2017年3月27日(月)より、プリペイド式電子マネー機能を備えた「ほぺたんカード」を発行すると ...

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2017年3月27日(月)からコープみらのポイントカードを持つ場合には、「ほぺたんカード」を持つようになる。

筆者も日常生活でコープみらいを利用している。しかし、お買い物の際には、電子マネー機能付きの「ほぺたんカード」ではなく、旧デザインのポイントカードである「お店のポイントカード」を使用し続けている。

今回は電子マネー機能つきの「ほぺたんカード」と、なぜ筆者が旧デザインである「お店のポイントカード」そのまま使い続けているのかを紹介する。

1.電子マネー機能つきの「ほぺたんカード」とは?

旧デザインのポイントカードである「お店のポイントカード」であろうと、電子マネー機能つきの「ほぺたんカード」であろうと、コープみらいのポイントカードを持つためには、コープみらいの組合員でないと作ることができない。つまり、コープみらいのポイントカードを持つためには、コープみらいに出資金500円以上を支払う必要がある。なお、組合員を辞めたい場合、つまり脱退したい場合には、出資金の返金が可能である。

「ほぺたんカード」は現金チャージをすれば、電子マネーとして利用できるが、チャージをしなければ、旧デザインの「お店のポイントカード」と同じ単に普通のポイントカードとして利用できる。

この「ほぺたんカード」の電子マネー機能を使って支払いをする場合、通常ポイントに加えて、「ほぺたんポイント」が200円ごとに1ポイント付与される。つまり、「ほぺたんポイント」の電子マネー部分のポイントの還元率は0.5%である。

2.「お店のポイントカード」そのまま使い続けている理由

コープみらいでは、切り替えを推進しているが、筆者の場合、そのまま旧デザインの「お店のポイントカード」を利用している。と言うのも、「ほぺたんポイント」の電子マネー部分のポイントの還元率は上記で説明した通り、常に0.5%である。そして、コープみらいでは、クレジットカードや他の電子マネーでの支払いもできる。還元率の高いLINE PayカードやビューカードでチャージしたSuica(1.5%)であれば、「ほぺたんポイント」の電子マネー部分のポイントよりも多くのポイントを獲得することができる。

また、コープみらいでは、曜日によって通常ポイントがより多く付与されることがある。しかし、その場合であっても、「ほぺたんポイント」の電子マネー部分のポイントは200円につき1ポイントのままで増額されての付与が無い。

そのため、現時点では、筆者は切り替えをしていない。


様々な形態の電子マネーが登場しているが、おトクな使い分けが重要であると考えている。その際に、重要なポイントとして、筆者は還元率であると考えている。新しい電子マネーが発行された際には是非とも還元率等、個々人にとっておトクであるかどうかを吟味して利用してほしい。

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kagayakuko

小学生のころからポイントを収集。当時集めていたポイント…サンリオショップ(4店舗)、マクドナルド(4店舗) 高校生になってからはクラブ・オンカード、大学生になってからは小田急百貨店、京王百貨店、メトロポリタンプラザ(現:ルミネ池袋)、ビックカメラ、さくらや、マツモトキヨシの現金専用のポイントカードを所有。 2005年から2010年までの間に在籍していた大手クレジットカード会社の子会社(グループ再編により現在は閉鎖)にて、クレジットカードを所有しはじめ、クレジットカードのポイントやポイントサイトのポイントも収集するようになる。 社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー(2級、AFP)、日商簿記2級、ビジネス実務法務検定2級等多数の資格を所有。

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