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鹿島神宮カード 実際に鹿島神宮の神職による御神木の案内や宝物館を見てきた

2017年3月13日

2016年12月1日(木)に新規発行を開始したのが「鹿島神宮カード」だ。神社初のクレジットカードとなり、なかなか注目度は高い。

神社発行のクレジットカードということで、以下のような豪華特典が用意されている。

特典1:お祓い済みのクレジットカードが送られる

これがお祓い済みの「鹿島神宮カード」だ。ブルーの券面に白字で「鹿島神宮」の文字がかっこいい。

その他、

特典2:入会翌年度以降、毎年返礼品が届けられる
特典3:神職による鹿島神宮の案内
特典4:鹿島神宮カードの提示で宝物館への入場が無料

という4つの特典が付帯する。

やはりクレジットカードの特典は利用してみなければわからないため、これらの特典を確認することにした。当然、鹿島神宮に行くということだ。筆者は鹿島神宮カードを保有していないが、鹿島神宮カードを保有している方に同行取材してきた(通常は、会員本人または家族会員のみの特典)ので紹介したい。

鹿島神宮はどこにある?

まず、鹿島神宮に行くために、鹿島神宮がどこにあるのかをGoogleマップで確認した。思っていたより遠いが、特典を確認するためには行くしか無い。

行き方を調べると、高速バスが良さそうだ。電車の場合は何本か乗り換えが必要だが、高速バスでは東京駅から乗車し、鹿島神宮停留所で下車するだけだ。

東京駅の八重洲口高速バス乗り場から10?20分間隔で6:30?22:50まで運行されている。かなりの本数だろう。

20分間隔で走っているということで、車内は意外と混んでいる。相席になっているところもあるくらいだ。

2時間ほど走り、ようやく鹿島神宮停留所に到着。到着するが、「あれ?」となる。目の前にあるものと想像していたが、どこにも見当たらない。色々歩いて、ようやくそれらしい道に出る。

鳥居をくぐると桜門が見える。桜門をくぐると本殿などがある。

非公開の「御神木」の案内

鹿島神宮のマップを見ながら説明した方がわかりやすいため、以下のマップを参考にして欲しい。

授与所(境内の案内図では社務所)に行き、特典3の神職による案内をお願いすることに。まず、非公開エリアに行くために拝殿の横でお祓いを受ける。

お祓いが済むと、奥の関係者通路に案内される。

関係者のみ入ることができるエリアで5?10分程度の説明を受ける。建物(拝殿、幣殿、石の間、本殿)の説明に加えて樹齢1,300年とも言われる御神木の解説がある。

御神木の周りには柵のようなものがあるため、触れるほど近くはない。間からのぞいてみると、大人10人程度が手を繋いで届くかどうかというほど大きな木となっていた。

当然、大きな木のため、拝殿の前からも見ることはできる(下記写真の拝殿奥の木が御神木)が、やはり間近で見るのとは重みが違う。

宝物館への無料入場

続いて、授与所の隣りにある宝物館に行くことに。通常、大人300円、中学生以下100円となるが、入り口で鹿島神宮カードを提示すると無料で入場可能だ。

なお、宝物館だけは写真がNGとのことで、入り口までの撮影となる。

国宝の「直刀」は想像しているよりも大きく、重さ・長さを同じにしたレプリカもあり、実際に持ち上げてみることができる。とても振れるような刀の大きさではない。

その他、鎌倉幕府を開いた源頼朝が、国の平安を祈って奉納した馬に添えつけられという「鞍」などの展示もあった。

鹿島神宮カードの毎年の返礼品は? ポイント寄付の返礼品と同じ?

鹿島神宮カードを保有していると、2年目以降は返礼品が送られる。この返礼品について訪ねてみると、まだ決まってはいないとのことで、撮影できるようなものは無かった。

また、鹿島神宮カードの利用で貯めた鹿島神宮ポイントは、5,000ポイント貯まる毎に自動的に寄付される。エムアイカードから鹿島神宮への寄付となり、返礼品がエムアイカードに送られ、ユーザーに届く仕組みとなる。このポイント寄付による返礼品と、年会費を支払ったときの返礼品は同じなのかを確認したが、そちらも未定とのことだが、違うものを用意する予定とのことだった。

鹿島神宮カードはどこで申し込める?

鹿島神宮カードは鹿島神宮の授与所などに申込用紙が置かれている。

またネットでの申し込みも可能のため、ネットで申込むと良いだろう。


ちなみに、クレジットカードを新たに発行した鹿島神宮だが、鹿島神宮内ではクレジットカードを利用することはできない。鹿島神宮カードと現金を忘れずに。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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