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JALの「どこかにマイル」で徳島旅行! ホテルはマリオット系列のルネッサンス リゾート ナルトに決定

先日、JALの「どこかにマイル」を利用した旅に行ってきた。どこかにマイルは6,000マイルで往復の特典航空券に交換できるが、以下のような制限がある。

  1. 行き先を選べない(4つの候補の中から1つ決定)
  2. 羽田発着便のみ
  3. 変更不可、キャンセルによる払い戻し不可

この条件さえ気にならなければ6,000マイルで国内旅行ができるためおトク感はあるだろう。

今回は、2017年1月の3連休で「どこかにマイル」で予約した所、"徳島"に決まったので旅行について紹介したい。

特典航空券のチケットは何か違いがある?

「どこかにマイル」で予約できるのは最大4人となっている。現在は、三男が3歳になっているため、国内線でも座席が必要となっている。従って、予約人数は5人となるが、1人分予約できない。従って、今回は4人分を「どこかにマイル」で予約し、東京⇔徳島の便が決定してから、別途1人分を予約することで5人の搭乗券とした。

1人は幼児のチケットとなり、印刷した2次元バーコードで搭乗することはできない。そのため、チケットを発券してもらったが、チケットに違いがあるのかを確かめるために全員分チケットの発券をお願いした。

チケットを見る限り、通常の特典航空券と違いはないようだ。チェックインカウンターで聞いてみたが、やはりチケットは同じとのことだ。

徳島の観光地・名産は?

徳島に決まったが、徳島といえば「阿波踊り」「渦潮」くらいしか思い浮かばない。阿波踊りは時期が良くない。図書館で徳島のガイドブックを借りようと思ったが、徳島単体のガイドブックはなく、四国全体の中でも徳島の情報は少なかった。

そもそも「徳島阿波おどり空港」というのがどこにあるのかも不明だったため地図で確認した。

徳島県と言っても、香川県や兵庫県(淡路島)に近い事がわかったため、淡路島のガイドブックも借りてきた。

淡路島、徳島の観光地情報を見てみたが、やはり第一は鳴門の渦潮だ。ここまで渦潮・渦潮・渦潮であれば、渦潮を見に行くしか無いだろう。

大迫力の渦潮は見ることができなかった…

徳島阿波おどり空港に到着したが、到着ロビーはガラス張りとなっており、駐機場が同じ目線で見ることができる。ガラスの前には子供が遊ぶコーナーもあり、空港を出るまでに時間がかかってしまった。

空港からはレンタカーで「エスカヒル鳴門」に行くことに。チケット購入前に確認するのが、漢方スタイルクラブカードなどに付帯するJ'sコンシェルとクラブオフだ。

J'sコンシェルで「エスカヒル」を検索すると1件ヒット。エスカレーター利用金額が50円引きとなる。会員証1枚提示で5名まで割引を受けることが可能だ。クラブオフではヒットしなかった。

チケットを購入し、展望台に。天気は曇りだったが景色は最高! 満潮・干潮の時間ではなかったため、海は落ち着いており、どこが渦潮? という状態だった。

渦潮を見るには、「潮見表」を確認する必要があり、2017年1月7日(土)は満潮が13:20、干潮が7:20と満潮時から3時間程度過ぎていたため、翌日にリベンジすることに。8日(日)は満潮が14:30、干潮が8:40となっていた。中潮となっているため、満潮時に行けばそこそこ見られるだろう。

しかし、8日(日)は生憎の大雨。ホテルで「うずしお丸」のチケットを購入(割引があるため)して乗船。意外と波もあり、雨も降っていたためコンディションは良くない。渦が巻き始めたと思っても直ぐに小さくなる。結局、良く見る写真のようなきれいな渦潮は見られなかった。

鳴門の海は綺麗! 食べ物も美味しい!

予約したホテルは「ルネッサンス リゾート ナルト」。空港から近いという事と、マリオット・インターナショナル系列のホテルのためだ。2016年にスターウッドがマリオットに買収された後、spgのゴールド会員であれば、アカウントをリンクするだけでマリオットのゴールド会員となる。部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなども期待できるが、今回は出発が朝早い便のため、レイトチェックアウトは使わなかった。

ルネッサンス リゾート ナルトは、ロビーから直ぐに砂浜まで出ることが可能だ。海もきれいで、海水浴シーズンも良さそうだ。また、ロビー階では毎日夜間に阿波踊りの時間もあり、今回は阿波踊りを諦めていたが、意外と楽しむことができた。

徳島は食べ物が非常に良い。鯛や鮑、ふぐ、わかめが有名で、昼食時にバイキングで食べた鯛の刺し身や鯛めしも非常に美味しかった。

夕食は、今回使ったマイルを取り戻すべく、リストランテ フィッシュボーンを利用し、2%のマイルも獲得。ホテルでの夕食も、釣り堀で釣った鯛を焼いてもらうなど、食事については大満足だった。

時間があれば内陸部や淡路島観光も

今回は、渦潮と淡路島の灘黒岩水仙郷に行ってきた。灘黒岩水仙郷まではレンタカーで行ったが、雨が降っていたこともあり往復2時間位のドライブだった。淡路島の兵庫県寄りにも行けておらず、徳島の内陸部にも行けてない。やはり、日本にはまだまだ知らないところが多いし、意外と広い。

どこかにマイルの場合は、次回も徳島になるとは限らないため、次回は通常特典航空券で、大潮+満潮 or 干潮時に渦潮に再チャレンジし、「大歩危・小歩危峡」や「大浜海岸」にも足を伸ばして行ってみたい。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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