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子供3人との初めての海外旅行計画 クレジットカード・ポイントを駆使した旅行 交通関連準備編

筆者は子供が生まれてから海外旅行に行ってない。長男は小学1年生のため、7年以上、海外に行っていないことになる(1人では行っている)。長男は病弱で、海外で何かあったらと思うと連れて行けず、少し強くなってきたと思ったら次男が生まれ、さらに三男が生まれ、となかなか機会がなかった。

その間、国内旅行は2016年だけでも仙台、河口湖、青森、京都・大阪、南紀白浜と行っているが、3人を連れての国内旅行だけでも毎回ヘトヘトになっている。国内でもこれだけ疲れるのに、海外と言うのは想像がつかなかったというのも行かなかった理由の一つだ。

長男も小学生になり、周りの友達も夏休みに海外旅行に行ってきたというような話を聞いているようで、そろそろ海外旅行も検討してみようと思って計画することにした。

行き先はグアムに決定。それほど遠くない、かつ時差が1時間ということもあり、子供にもそれほど負担はないだろう。

国内旅行と同様、様々なクレジットカードの特典やポイントや割引を駆使しての旅行を計画してみる。

飛行機はデルタ航空に決定

JALはJGC、ANAはSFCとどちらも上級会員で家族カードも保有しているため、本来であればANAかJALを利用するのが良いのだが、今回はデルタ航空を利用した。

価格が安かったということもあるが、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのゴールドメダリオン特典の確認もしたかったというのも理由となる。

ゴールドメダリオンの場合は、ビジネスクラスなどのチェックインカウンターを利用でき、優先セキュリティレーンも利用可能だ。もちろんラウンジを利用できる特典もある。ただし、ラウンジの場合は、同伴者1名まで無料で利用できるが、家族5人で利用するには3人分が有料となってしまう。

そこで用意するのが、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの家族カードだ。アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードを保有している場合は、デルタ航空のラウンジを利用することができる。したがって、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードとアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの家族カードで、デルタ航空のラウンジを3人無料、2人有料で利用できるようにした。デルタ航空ラウンジは1人29米ドルで利用可能となっている。

プライオリティ・パスも準備

行きは、デルタ航空のラウンジのレポートをしたいために2人有料でラウンジを利用することにしたが、帰りの便では、プライオリティ・パスでラウンジを利用することにする。

ここで使うプライオリティ・パスは、楽天ブラックカードのプライオリティ・パスとアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのプライオリティ・パスとなる。

楽天ブラックカードのプライオリティ・パスが優れている点は、同伴者2名まで無料で利用できるという点だ。また、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのプライオリティ・パスも同伴者1名まで無料で利用できる。つまり、2枚のプライオリティ・パスを使うことで5人の利用が無料ということだ。

プライオリティ・パスが付いているクレジットカードは多く存在するが、同伴者の料金は1人からかかる場合が多いため、同伴者料金や同伴者の条件などを確認しておこう。同伴者無制限というカードも存在するが、非常に稀なケースとなる。

ちなみに、プレステージ会員(何度利用しても無料の会員)のプライオリティ・パスが付帯するクレジットカードとしては、楽天プレミアムカードが年会費1万円(税抜)と最安値となるが、同伴者については1人目から3,000円(税抜)必要となる。

空港への手荷物無料宅配サービスを利用

次に予約したのが成田空港までのスーツケース無料送迎サービスだ。プラチナカードなどを保有していると、空港まで無料で手荷物を郵送することができるサービスが有る。

今回利用したのは楽天ブラックカードに付帯する国際線手荷物無料宅配サービスだ。楽天ブラックカードの場合は、契約月から年間2回まで利用することができる。2回と言っても、往路と復路で1回ずつとなるため、1回の旅行でほぼ使い切るだろう。

また、国際線手荷物無料宅配サービスは、楽天プレミアムカードでも利用することができる。楽天プレミアムカードの場合は、申込時に「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」を選ぶことができるが、「トラベルコース」を申し込んでいると、手荷物無料宅配サービスを利用することが可能だ。なお、「楽天市場コース」や「エンタメコース」を選んでいる場合でも、半年経っているとコースの変更は可能となるため、旅行の計画をしている場合は「トラベルコース」への変更も検討しよう。なお、トラベルコースについては「宿泊関連準備編」でも紹介したい。

空港手荷物無料宅配サービスは、Mastercardプラチナカードで1回2個まで、Mastercardワールド、Mastercardワールドエリートの場合は1回3個まで無料と、Visaブランドよりも有利な条件だろう。

自宅と空港の往復は電車とハイヤーで

自宅から空港までは成田エクスプレスを利用することにした。手荷物宅配サービスで荷物が殆ど無いということを考えると、電車でもそれほど大変じゃないと思われる。

今回は、新しく取得したブラックカード「ラグジュアリーカード」のトラベルデスクでチケット手配を行ったが、トラベルデスクの音声にタイムラグがあり、少し話しにくかった。また、JRチケットの予約端末がないようで、深夜の問い合わせの場合はチケット手配ができなかった。

結局、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのコンシェルジュデスクで手配することにした。しかし、どうも電話が繋がりにくいのが気になる。午前10時頃でも30秒ほど待ち、16時頃では数分待っても繋がらなかったため、時間を開けて再度電話した。

帰りは、手荷物無料宅配サービスを利用し、行きと同様に成田エクスプレスを利用しようと思ったが、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードも可)に付帯するハイヤー優遇サービスを利用することにした。

成田空港に19:10着の便のため、できるだけ子供に負担をかけないように車で自宅まで送ってもらうサービスとなる。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのコンシェルジュデスクに電話し、利用日や到着便などを伝えると、提供会社に情報が伝わる。手配ができるかどうかは提供会社のエコリムジンから直接電話がかかってくる。

成田空港からは8000円引き、羽田空港からの場合は4000円引きで利用が可能だ。さらに、状況に応じては車種のアップグレードもあるとのことだが、ほとんどの場合は、アップグレードはないとのこと。

これで、交通関連の予約は完了だ。実際の使い勝手などは、使用後にそれぞれレポートすることにする。次回は宿泊関連の準備編となる。

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ポイ探編集部

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