2016年11月1日(火)より、Mastercardの最上位「WORLD ELITE」のクレジットカード「ラグジュアリーカード(LUXURY CARD)」が発行を開始した。
チタン、ブラック、ゴールドの3種類となり、年会費はそれぞれ5万円(税抜)、10万円(税抜)、20万円(税抜)となり、全て金属製のクレジットカードとなる。
ラグジュアリーカードの仕様などは「金属製のMastercardのブラックカードが発行開始! ラグジュアリーカード(LUXURY CARD)とは?」を参考にして欲しい。
今回は、ラグジュアリーカードの疑問点について紹介したい。
どこで使えるの?
金属製のカードでも、ATMやコインパーキングでも普通に利用できる薄さとなっている。
また、ICチップも埋め込まれており、暗証番号を入力して決済することも可能となっている。
つまり、Mastercard加盟店であれば、プラスチックカードと同様に、どこでも利用できるということだ。
家族カードも金属製?
家族カードも金属製となる。そのため、家族カードの年会費も、ゴールドで5万円(税抜)、ブラックで2.5万円(税抜)、チタンで1.5万円(税抜)と高額となる。正直、家族カードの年会費は微妙な設定だろう。
寧ろ、ゴールドの年会費を30万円(税抜)、ブラックを15万円(税抜)、チタンを8万円(税抜)とし、家族カードは2枚まで無料、としたほうが家族カードも一緒に申し込まれるのではないだろうか?
空港のセキュリティ検査で引っかかる?
財布にラグジュアリーカードを入れていると、空港のセキュリティ検査で引っかかるのでは? と思われる方もいるだろう。
クレジットカード程度のサイズの場合は、セキュリティ検査で引っかかることはないようだ。しかし、セキュリティレベルが上がっているような時には引っかかる場合もあるとのこと。
コンシェルジュデスクはそれぞれ別?
チタン、ブラック、ゴールドのコンシェルジュは現時点では同じとなる。ゴールドだから専用番号になるというわけではなく、どのカードを利用していたとしても同じだ。つまり、コストパフォーマンスで考えると、年会費5万円(税抜)のチタンがおトクということになる。
ただし、ある程度利用者が増えていくと、ゴールド専用などができるかもしれない。
Apple Payで利用できる?
現時点ではApple Payで利用することはできない。今後、アプラスがApple Payに対応する場合は利用できるようになる可能性もある。
更新時や解約時のカードの処理は?
クレジットカードの更新時や解約時には「カードにハサミを入れて処分してください」というのが通常のクレジットカードとなる。しかし、金属製のクレジットカードにハサミを入れることはできない。
更新時には、専用ケースが送られてくるため、そのケースに入れて送り返すことになる。金属は溶解処理されるようだ。
ラグジュアリーカードは筆者も申し込んでいるため、実際のカードが到着次第、使い勝手などをレポートしたい。