アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードには、年会費を支払うと、対象ホテルで宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」が送られてくる。
掲載されているホテルに1泊2名で宿泊することが可能だ。1泊数万円の宿泊代が無料になるのでおトク感もあるだろう。
今回は、このフリーステイギフトについて紹介したい。
フリーステイギフトの対象ホテルは?
国内のオークラ ホテルズ&リゾーツ、ニッコー・ホテルズ・インターナショナル、ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ、ヒルトン・ワールドワイド、プリンスホテル&リゾーツ、ロイヤルパークホテルズ アンド リゾーツが対象だ。
ただし、全てのホテルではなく、記載のあるホテルのみとなる。例えば、ハイアット ホテルズ アンド リゾーツの場合、ハイアット リージェンシー大阪、ハイアット リージェンシー福岡のみが対象となっている。
それぞれ、対象の部屋タイプが決まっており、除外日も設定されている。この除外日が意外と多く、例えばホテル日航アリビラの場合は、金・土・日・休前日、2016年4月28日?5月4日、6月17?10月2日、12月22?2017年1月3日が対象外となる。
基本的に繁忙期には使えないと思っていたほうが良いだろう。
フリーステイギフトの予約方法は?
フリーステイギフトは直接ホテルで予約となる。ホテルの予約センターに電話し、「アメリカン・エキスプレス・カードのフリー・ステイ・ギフトで予約したい」と伝えると対象の部屋などを検索してくれる。
アメリカン・エキスプレスの旅行デスクやコンシェルジュデスクでは予約できないので注意しよう。
予約時には「フリー・ステイ・ギフト宿泊券」の発行番号を伝える必要があるので、チケットの用意をしておこう。
フリーステイギフトで予約してみた
今回は、朝早い便の利用があるため、羽田空港に近い「川崎日航ホテル」を予約することにした。フリーステイギフトの部屋タイプは「コンフォートツインルーム」となっている。
予約人数は、大人2名、小学生1名、幼児2名の予約をしてみる。予約センターに電話し、「川崎日航ホテルで○月△日で大人2名、小学生1名、幼児2名で」と伝えたところ、やはりコンフォートツインルームでは予約できないとのことだった。
元々、2ベッドの場合は、添い寝の幼児が大人1人につき1名までとなり、小学生の子供用にエキストラベッドを入れなければならない。コンフォートツインルームではエキストラベッドは入れられないため、差額を支払うことでアップグレードするのはどうか、という提案を受けた。
もちろん、無理やり宿泊することはできないため、スーペリアルームにアップグレードしてもらい、エキストラベッドを入れてもらうことにした。アップグレードが3,000円、エキストラベッド代が4,000円と7,000円で1泊宿泊できることになった。
1泊2名というフリーステイギフトだが、追加料金を支払うことで、それ以上の人数も宿泊できる場合もあるので予約センターに電話してみると良いだろう。