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一休のダイヤモンド会員はおトク? ダイヤモンド会員を継続できる裏ワザも

2016年7月20日

筆者は一休のダイヤモンド会員となっている。ダイヤモンド会員の特典は、ポイント還元率が高いだけでなく、参画ホテルや旅館での特典、タイムセールプランを1時間早く予約できるなどの特典が用意されている。

今回は、一休のダイヤモンド会員の特典とダイヤモンド会員を継続的に利用できる裏ワザを紹介したい。

一休のダイヤモンド会員になるには?

一休の会員ステージは毎年4月?9月、10月?翌3月の6ヶ月間に一休関連サービスでの利用実績を算出し、次の6ヶ月間の会員ステージが決まるという仕組みだ。

対象サービスは一休.com、一休.comビジネス、一休.comキラリト、一休.com海外、一休.comレストランとなり、これらの利用金額でステージが決定する。

会員ステージ 6ヶ月間の利用実績
レギュラー 5万円未満
ゴールド 5万円以上、10万円未満
プラチナ 10万円以上、30万円未満
ダイヤモンド 30万円以上

夏休みと冬休みに家族旅行を一休.comや一休.com海外で予約すると、ゴールド会員レベルまでは到達するのではないだろうか。

一休のダイヤモンド会員の特典は?

それぞれのステージに応じてポイントの付与率が異なり、一休.comレストラン、一休.com、一休.com海外でのポイント付与率は以下のように変わる。

レストラン予約 海外ホテル予約 国内宿泊予約
コース料理 席のみ 現地決済 現地決済 カード決済
レギュラー 1.0% 25または50ポイント 1.0% 1.0% 2.0%
ゴールド 1.5% 37または75ポイント 1.5% 1.5% 2.5%
プラチナ・ダイヤモンド 2.0% 50または100ポイント 2.0% 2.0% 3.0%

例えば、一休.comでの国内宿泊予約は、プラチナ・ダイヤモンド会員がオンラインでカード決済すると3.0%のポイントを獲得可能だ。

なお、獲得予定のポイントは貯めることも、その場で使うこともできる。1万円の宿泊予約をオンラインでカード決済すると、ダイヤモンド会員の場合は300ポイントを獲得でき、その場で利用すると、9,700円の支払いにすることが可能だ。つまり、プラチナ会員以上であれば、通常よりも1%分安く宿泊できるということになる。

ポイント以外の特典としては、ゴールド会員以上の場合、宿泊・レストランのプライベートセールを予約することが可能となる。ダイヤモンド会員の場合は、さらに1時間早く予約することも可能だ。

また、ダイヤモンド会員のみの特典としては、参画ホテル・旅館では特別なサービスを無料で受けることも可能となっている。例えば、部屋のアップグレード、レイトチェックアウト、ウェルカムギフト、スパの割引などだ。

一休のダイヤモンド会員であれば、ホテルの会員プログラムの上級会員のような特典を受けることも可能となる。

一休のダイヤモンド会員になる裏ワザは?

一休の会員レベルの確認 実績はないがダイヤモンド会員を維持できる一休のサイトを確認すると、現在の利用実績を確認することが可能だ。筆者の利用実績を確認したところ、2016年4月1日(金)から2016年9月30日(金)(2016年7月20日に確認)の実績は0円。つまり1度も利用していない。

このままでは次回の会員ステージはレギュラーとなるが、筆者の場合は次回もダイヤモンドを継続できる。

理由は、ダイナースクラブ プレミアムカードを保有しているためだ。2015年7月15日(水)から開始した特典となり、ダイナースクラブ プレミアムカード本会員、家族会員は、キャンペーン専用サイトからエントリーするだけで一休の利用状況にかかわらず永続的にダイヤモンドサービスを受けることができるのだ。

ダイナースクラブ プレミアムカードのライバルカードとしてはアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードがある。年会費も同じで、明確な利用枠も設けられていないという点でも同じとなる。

このアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、カード保有者向けにSPGのゴールド会員、ヒルトンHオナーズのゴールド会員などの特典が用意され、それぞれのホテルの宿泊時に部屋のアップグレード特典などを受けることが可能だ(ホテルプログラムの特典は申込みが必要)。

しかし、ダイナースクラブ プレミアムカードはホテルの会員プログラムに弱い。これを補うために一休と提携し、ダイヤモンド会員特典を利用できるようにしたのではないかと筆者は考えている。


次回は、実際に一休.comでダイヤモンド会員の優遇特典があるホテルを予約し、アップグレード特典やレイトチェックアウト特典などを利用できるのか検証したい。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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