2016年6月10日(金)からdポイントカードがおサイフケータイに対応した。dポイントカードアプリをインストールし、おサイフケータイ設定を行うと、ローソンではdポイントカードの提示が不要となる。
dポイントカードをおサイフケータイに設定する
dポイントカードアプリの下にある「dポイントカード」をタップする。新しく「おサイフケータイ設定スタート」というボタンがあるためそれをタップ。
ブラウザが起動するので「さっそく設定する」をタップする。dアカウントのID、パスワードでログイン。おサイフケータイ設定の画面が表示され、dポイントカード番号を確認。dポイントカードの番号と下4桁が一致しているか確認してから「次へ」をタップ。
「かざすフォルダ(会員証)にダウンロード中」のメッセージが表示され、「dポイントカードをおサイフケータイに設定しました。」と表示されれば設定が終わっている。
ただし、ローソンモバイルPontaとdポイントカードをおサイフケータイに設定している場合は、ローソンモバイルPontaが優先されるので注意しよう。
おサイフケータイのかざすフォルダを確認し、ローソンモバイルPontaとdポイントカードが同時に入っていないかを確認する。
dポイントカードだけであれば問題ないが、ローソンモバイルPontaとdポイントカードが設定されている場合、おサイフケータイとしてdポイントカードを使いたいのであれば「整理」ボタンをタップし、ローソンモバイルPontaを削除する必要がある。
dポイントカードをおサイフケータイとして使ってみる
実際に利用できるかを試してみた。ローソンに行き、レジで「おサイフケータイで」と伝えて端末におサイフケータイを乗せる。2回音がなって支払いが完了した。レシートを確認すると、下4桁がdポイントカードの番号になっておりポイントを確認できた。
Webでも反映していたため、dポイントとして獲得できている事を確認できた。
おサイフケータイではdカードminiがおトク
最後に、ローソンではdカードminiでの支払いがおトクだ。dカードminiで支払っても、ローソンでの請求時3%OFFの特典を受けられる。
そもそも、dカードminiとはなんだろうか。dカードminiとは、支払金額がドコモのケータイ料金と合算されて引き落とされる支払方法だ。例えばドコモの料金が5,000円、dカードminiでの決済が500円の場合は、ケータイ料金として5,500円の支払いとなる。
そのため、ケータイ料金を還元率の高いクレジットカードで支払えば良いことが分かるだろう。還元率が2%のクレジットカードの場合、おサイフケータイのdポイントカード提示で1%のdポイント、dカードmini決済で0.5%のdポイント(通常のdカードは1%)を貯められ、さらに請求時に3%割引、クレジットカードでの引き落とし時に2%のポイントが貯まる。つまり、1%(提示)+0.5%(決済)+3%(請求時)+2%(ケータイ料金支払い時)=6.5%還元となるのだ。
dカード単体の場合は、おサイフケータイのdポイントカード提示で1%、dカード決済で1%のdポイント、請求時3%割引の5%還元となる。
dカードminiはドコモ回線でなければ使えないことと、1ヶ月1万円(人によっては2,000円)が上限となっているのがネックだが、おトク度で考えるとdカード単体よりもおトクになる。