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【中部国際空港】自分で駐車しなくても専用スタッフが駐車してくれるバレーパーキングサービスを無料で利用できるカードが誕生!

2016年5月12日

中部国際空港では、約1万台の駐車枠が設けられており、この駐車場のサービスとして、バレーパーキングサービスがある。バレーパーキングサービスとは、自分で駐車するのではなく、セントレアビルのロータリーで車の鍵を預けると、スタッフが駐車場に回して駐車してくれるサービスだ。帰りは飛行機の到着時刻に合わせて車を用意してくれ、オプションを利用すると、洗車や給油も実施してくれる。

このセントレアバレーパーキングサービスは通常2,500円だが、新しく割引特典が用意された。今までは「セントレアカード」で決済すると1,000円引きとなる特典のみだったが、新たな提携カードはバレーパーキング料金が無料になるカードもある。

セントレアカード(1,000円引き)

セントレアカードセントレアのクレジットカード「セントレアカード」。年会費は一般のプレミアムカードが3,000円(税抜)、ゴールドカードは1万円(税抜)となる。

セントレア駐車場割引特典として、プレミアムカードの場合は3日間無料(年間4,500円まで)、毎回の精算毎に300円の割引などの特典が受けられる。

バレーパーキングを利用する場合、セントレアカードで決済すると1,000円引きとなる。セントレアカードの特典は新しい特典ではないが、良く利用する人であればおトクなカードだろう。

エムアイカード(500?1,000円引き)

エムアイカード三越伊勢丹のエムアイカード。一般カードの年会費は初年度無料、2年目以降2,000円(税抜)、ゴールドカードは1万円(税抜)となる。

エムアイカードでバレーパーキングを利用すると、一般カードで500円引き、ゴールドカードで1,000円引きで利用可能だ。

ただし、駐車料金の割引特典はない。

レクサスカード(1,000円引き)

レクサスカードレクサスオーナー向けのクレジットカード「レクサスカード」の年会費は2万円(税抜)。こちらはバレーサービスを1,000円引きで利用可能だ。さらに駐車料金が20%OFF、オプションサービスの洗車、室内除菌、車内清掃を一括で利用すると、車内清掃料金が無料となる特典が用意された。

セントレアの駐車料金は1日1,500円となっているため、3日の利用があると4,500円となる。この駐車料金が20%OFFとなるため、3,600円で利用可能ということだ。年間の利用が多い場合は、セントレアカードよりもおトクになる。

ただし、レクサスオーナーのみ申し込めるカードのため敷居が高いだろう。

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(2,500円引き)

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード一番割引率が高いのがMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードだ。年会費は2万円(税抜)とレクサスカードと同等。バレーパーキングサービス料金が無料となるが駐車料金割引はない。

レクサスカードの場合は、バレーパーキング料金が1,500円、3日間の駐車料金は3,600円の合計5,100円。MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの場合は、バレーパーキング料金が無料、3日間の駐車料金は4,500円となり、合計4,500円。3日間の場合は駐車料金を考えてもMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの方が有利になる。

ただし、5?30日までの利用の場合は、駐車料金を考えるとレクサスカードと全く同じ料金になる(レクサスカード:バレーパーキング1,500円、駐車料金6,000円、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード:バレーパーキング無料、駐車料金7,500円)。

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴はプラチナカードにも関わらずインビテーション無しで申込ができる(「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの魅力とは? プラチナカードとしての基本サービスがしっかりおさえられているカード」参照)。

ANAマイレージクラブ(100マイル)

割引特典ではないが、ANAウェブサイトからバレーパーキングサービスを予約すると100マイル獲得できる。通常のバレーサービスWebサイトやバレーサービス受付窓口での電話予約の場合は50マイル獲得可能だ。


筆者は中部国際空港を車で利用することはないと思われるが、セントレアを車で利用する人であれば、おトクになるカードも増えたのでバレーパーキングを使ってみてはいかがだろうか。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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