先日募集を開始したAmazon MasterCardクラシックはAmazonでの買い物で還元率が1.5%になるクレジットカードだ。Amazonというと、ジャックス発行のリーダーズカードもAmazon限定Jデポへの交換の場合、還元率が1.8%となるため比較してみたい。
Amazon MasterCardクラシックの場合は、Amazon以外での利用は100円につき10ポイント(1ポイント=0.1円)、Amazonでの利用は100円につき15ポイントとなる。年会費に関しては、初年度無料、1回でも利用があれば次年度も無料だ。25,000ポイントで2,500円のAmazonギフト券に自動交換される。ポイント有効期限は4年。
一方、リーダーズカードは、どこで使っても1,000円につき15ポイント(1ポイント=1?1.2円)付与される。年会費は2,500円(税抜)だが年間50万円以上の利用があれば次年度の年会費も無料だ。5,000ポイントで6,000円分のAmazon専用Jデポに交換ができ、ポイント有効期限は2年。
Amazon MasterCardクラシックはAmazonでの利用割合により獲得できるポイントが異なるため、ポイント交換できる25,000ポイントを貯めるための年間利用額を算出すると以下の通り。
クレジット決済額の Amazonでの利用割合 |
Amazonクレジットカードポイント 25,000ポイントが貯まる年間利用額 |
還元率 |
0割 | 25万円 | 1.00% |
1割 | 24万円 | 1.04% |
2割 | 23万円 | 1.09% |
3割 | 22万円 | 1.14% |
4割 | 21万円 | 1.19% |
5割 | 20万円 | 1.25% |
6割 | 20万円 | 1.25% |
7割 | 19万円 | 1.32% |
8割 | 18万円 | 1.39% |
9割 | 18万円 | 1.39% |
10割 | 17万円 | 1.47% |
一方、リーダーズカードの場合、5,000ポイント貯めるには年間34万円の利用が必要だ。この場合、年会費2,500円(税抜)も別途必要のため、年会費を考慮した還元率は0.99%となる。
年間利用額は多くないが、Amazonを良く利用するユーザーにはAmazon MasterCardクラシックの方が良いだろう。年間利用額が50万円を超えるAmazon利用者はリーダーズカードの方がお得になる。
参照:三井住友カード、Amazon MasterCardクラシック、Amazon MasterCardゴールドの募集を開始
参照:リーダーズカード