Olive・エムットだけじゃない JCBが進める「J-POINT経済圏」とは(菊地崇仁)

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Olive・エムットだけじゃない JCBが進める「J-POINT経済圏」とは(菊地崇仁)

三井住友フィナンシャルグループの「Olive」と、三菱UFJフィナンシャル・グループの「エムット」による“メガバンク経済圏競争”が激しくなってきている。

銀行・証券・クレジットカード・保険などの金融サービスを横断的に囲い込む戦略となっており、三井住友フィナンシャルグループでは2026年9月以降、株主優待でもVポイント付与を開始予定だ。

三井住友FG、株主優待導入 最大3万Vポイント進呈
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そんな中で、もう1つ気になる存在がある。

JCBの「J-POINT経済圏」だ。

JCBでは、2026年1月より、従来の「Oki Dokiポイント」をリニューアルし、「J-POINT」として展開を開始。

「J-POINTボーナス」や「J-POINTパートナー」など、J-POINTを多くたまるサービスやキャンペーンを投入し、ポイント経済圏の拡大を進めている。

JCBザ・クラスで1万5000ポイント予定 J-POINTボーナスで実質1%還元に(菊地崇仁)
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JCB「すき家」で10%還元 J-POINTパートナー追加(4月16日~)
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JCBは、2026年4月16日(木)利用分より、J-POINTパートナーの対象ショップに牛丼チェーン「すき家」を追加した。 J-POINTパートナーは、事前に無料のポイントアップ登録を行うことで、対象 ...

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他のメガバンク系ポイント施策と比べても、遜色ないレベルとなっている。

Vポイント
(Olive)
グローバルポイント
(エムット)
J-POINT
対象加盟店の還元率 7~20% 7~20% 1.5~10%
対象加盟店 コンビニ
飲食店
コンビニ
飲食店
スーパー
コンビニ
飲食店
ネットショップ

また、JCBは既に松井証券やSBI証券でクレカ積立へ対応している。

JCBザ・クラスで松井証券のクレカ積立で1%分のOki Dokiポイントを確認!(菊地崇仁)
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SBI証券、JCBオリジナルシリーズによるクレカ積立サービスを開始 クレカ積立で最大3%還元キャンペーンを実施
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SBI証券とJCBは、2025年5月26日(月)より、JCBオリジナルシリーズのクレジットカードで投資信託が買える投信積立サービスの提供を開始する。 個人向けJCBオリジナルシリーズを保有する方で、J ...

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さらに、マネックス証券とも「タネカブ」で連携し、クレジットカードと証券を横断した金融基盤を強化している。

JCBとマネックス証券、ポイントで1株から株式投資できる「タネカブ」を開始
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JCBとマネックス証券は、2024年11月7日より、ポイントで1株から株式投資できるサービス「タネカブ」を開始した。 タネカブは、JCBカードの利用で獲得したOki Dokiポイントとの交換やタネカブ ...

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そんな中で発表されたのが、りそなホールディングスとの提携だ。

りそな、JCB「J-POINT」採用へ 銀行ポイント刷新
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りそなホールディングスと第一ライフグループ、JCBは、2026年9月下旬を目途に、個人向けサービス「りそなプラス」の提供を開始すると発表した。 りそなグループの口座を開設すると、第一ライフグループ子会 ...

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2027年度には、現在の「りそなクラブ」をリニューアルし、銀行取引に応じて「J-POINT」がたまる仕組みを導入予定。

銀行との連携も進めることで、JCBも本格的な「J-POINT経済圏」の構築を加速させている。

さらに、スマホのタッチ決済に加え、コード決済「MyJCB Pay」も展開するなど、決済領域全体でJ-POINTを軸としたサービス拡大を進めている。

Vポイント
(Olive)
グローバルポイント
(エムット)
J-POINT
銀行 三井住友銀行 三菱UFJ銀行 りそな銀行(予定)
クレジットカード 三井住友カード 三菱UFJカード JCBオリジナルシリーズ
コード決済 MyJCB Pay
証券 SBI証券 三菱UFJ eスマート証券 松井証券、SBI証券

近年は、単なるクレジットカード競争ではなく、「銀行・証券・決済・ポイント」を横断した“経済圏競争”が金融業界全体の大きなテーマとなっている。

現在のJ-POINTパートナーはエントリー中心というシンプルな構図だが、今後は他の経済圏のように、各種サービスの利用状況に応じたポイントアップ施策などが展開される可能性もありそうだ。

メガバンク勢だけでなく、JCBによる「J-POINT経済圏」拡大の動きにも注目が集まりそうだ。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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