ANA SFC改定の伏線はあった? スターアライアンスロゴ削除が示していたもの(菊地崇仁)

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ANA SFC改定の伏線はあった? スターアライアンスロゴ削除が示していたもの(菊地崇仁)

ANA SFCの変更は、発表から数日経過したが、まだ収束しそうにない状況だ。

なぜ改悪?ANA SFCに300万円条件 ラウンジ不可の理由をひもとく(菊地崇仁)
なぜ改悪?ANA SFCに300万円条件 ラウンジ不可の理由をひもとく(菊地崇仁)

ANAのSFC(スーパーフライヤーズカード)の改定が発表され、大きな話題となっている。 今回の変更では、ANAカードやANA Payの年間利用額が重要な条件となり、300万円未満の場合は「ANAスーパ ...

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大きな改定の前には、後から振り返ると伏線のような動きが見えることがある。

今回のANA SFCの改定についても、その前段階として気になる変更があった。2026年3月30日(月)に発表された「ANAカード券面の表示内容変更」だ。

ANAカード券面の表示内容変更の発表

ANAカード券面の表示内容変更の発表

この発表では、2026年4月以降、ANAカードの券面から「スターアライアンス・ロゴマーク」の掲載を廃止することが明らかになっている。

結果として、この変更が今回のSFC改定につながる流れとなっており、事前に見ていれば一定の方向性は読み取れた可能性がある。

SFCの券面から「スターアライアンス・ゴールド」を外す合理的な理由は本来考えにくい。見方を変えれば、「スターアライアンス・ゴールド」を外すということは、SFCが従来のスターアライアンス・ゴールドとは異なる位置付けになる可能性を示唆していたとも言える。

実際に今回の改定では、ANAカードやANA Payの年間利用額が300万円以上の場合にスターアライアンス・ゴールドを維持し、300万円未満の場合はスターアライアンス・シルバーとなる仕組みとなった。こうした条件変更を踏まえると、券面からロゴを外した理由とも整合する。

ただし、筆者自身もこの時点では大きな意味を持つ変更とは捉えておらず、記事にもしていなかった。今回の発表は不意を突かれた印象だった。

こうした事例を見ると、大きな発表の前には小さな変更が積み重なっていることが多い。今後も細かな動きに注目することで、次の変化を予測するヒントになるかもしれない。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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