先日からカード会社が「クリック決済(Click to Pay)」に対応したというニュースが相次いでいる。
三井住友カードやバンドルカードが対応を発表しているが、実際の使い勝手はどうなのか。登録だけではイメージが湧きにくいため、実際に試してみることにした。
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まずはClick to Payにカードを登録
三井住友カードやバンドルカードでクリック決済の登録を行い、あわせてVisaのClick to Payポータルサイトにもクレジットカードを登録しておく。
問題は、実際に使えるECサイトを見つけることだ。筆者が確認した限りでは、日本国内のECサイトでクリック決済が明確に使えるサイトは見つけられなかった。
そこで、日本発送に対応していそうな海外ECサイトを探し、実際にクリック決済で決済を試してみた。
実際の決済画面
クリック決済を選択すると、「簡単で便利なオンラインチェックアウト」としてVisaの画面が表示される。
「新しい」「戻ります」というタブが表示されるが、「新しい」は初回利用者向け、「戻ります」は登録済みユーザー向けとなるため「戻ります」を選択。
登録済みのメールアドレスを入力し、ワンタイムコードをメールまたはSMSで受信。コードを入力して認証を完了させる。
まさかのエラー表示
認証後に表示されたのは以下のメッセージだった。
「当事業者はこの請求先住所のある国を受け付けておりません」
つまり、クリック決済経由では日本住所での決済が受け付けられなかったことになる。
なお、同じショップでも通常のカード決済では日本への配送が可能な表示があったため、クリック決済側の国制限、もしくは加盟店側の設定による制限と考えられる。
現時点では国内利用は限定的か
実際に試してみると、Amazon PayなどのID決済とほぼ同じ仕組みで、登録済みの住所やカード情報を入力せず購入できる点は便利だった。
ただし現時点では、日本国内ECサイトでの利用事例は少なく、海外サイトでも国制限で使えないケースがあるようだ。
大手ECサイトは独自決済基盤を持つため導入メリットが小さいが、中小規模のECサイトに導入が広がれば利便性は大きく向上する可能性がある。

