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One Harmony VISAの発行が開始 早速ゴールドカードを年会費4,000円になるように申し込み

2015年10月2日

2015年10月2日(金)、オークラ ニッコー ホテルズの会員プログラム「One Harmony」のポイントを直接貯められるOne Harmony VISAの発行が開始した。現在、筆者は日経トレンディネットで上級会員の記事を執筆しているため、早速One Harmony VISAの取材を行い、早速ゴールドカードを申し込んだ。

今回はクラシックカードとゴールドカードが発行されたが、実際に券面を確認したところ、ニュースリリースに掲載されていたものと印象は異なる。写真の上がニュースリリースのもの、下が実際の券面。ニュースリリースの券面ではクラシックは"グレー"っぽいが、実際の券面は"黒"に近い。One Harmony VISAカードの実際の券面

One Harmony VISAは年会費上乗せがない

年会費は、One Harmony VISAクラシックが1,250円(税抜)、One Harmony VISAゴールドカードが10,000円(税抜)となっているが、実はこの年会費は三井住友VISAクラシックカードと、三井住友VISAゴールドカードと同じとなっている。

通常の提携カードの場合は、提携会社分が上乗せされるため、通常のカードよりも年会費が上がる場合が多い。例えば、同じく三井住友カードから発行されているヒルトンHオナーズVISAカード(クラシックカード)は3,195円(税込)、ヒルトンHオナーズVISAカード(ゴールドカード)の場合は13,950円(税込)だ。この差額が提携分となり、提携カードの特典が利用できるということになる。

つまり、One Harmony VISAは、三井住友VISAクラシックカードやゴールドカードと同じ年会費にも関わらず、三井住友VISAクラシックカードやゴールドカードの特典に加え、さらにOne Harmony特典が上乗せされているということになるので、それだけでもおトクなカードと言うことがわかる。

One Harmony VSAIゴールドカードの年会費は4,000円(税抜)まで下げられる!

三井住友カードから発行されているクレジットカードは、マイ・ペイすリボの設定・利用、WEB明細の登録により、年会費優遇を受けられる。もちろんOne Harmony VISAゴールドカードも同様だ。実際の申込方法・設定方法は、ヒルトンHオナーズVISAカード(ゴールドカード)の申し込みの設定方法を参考にして欲しい。

この設定をするだけで、One Harmony VISAゴールドカードの年会費は、5,000円(税抜)となる。WEB明細を登録すると、さらに1,000円(税抜)の割引があるため、実際の年会費は初年度5,000円(税抜)、2年目以降は4,000円(税抜)まで下げることが可能となっている。

One Harmony VISAでは、ANA VISAカードなどとは異なり、リボ金利を払ってもボーナスポイントがあるわけではないため、リボ枠の上限をマイ・ペイすリボの毎月の最低支払額を設定しておけば良いだろう。

One Harmony VSAIゴールドカードのロイヤルメンバーとは?

One Harmony VISAゴールドカードの場合は、自動的にOne Harmonyのロイヤルメンバーとなる。ロイヤルメンバーの場合は、レイトチェックアウトが利用できたり、アップグレードクーポンが毎年5枚送られる。アップグレードクーポンは予約した部屋を1ランクアップできるクーポンとなっており、1泊1枚の利用となるため、年間5泊分はアップグレードできるということになる。

レイトチェックアウトを利用すると、通常11時くらいのチェックアウト時間となるが、14時?17時ごろまで利用できるホテルもあり、子どもに昼寝をさせてからチェックアウトすることも可能となる。


通常の三井住友VISAゴールドカードを保有している場合は、One Harmony VISAゴールドカードに変更しても年会費がアップすること無く、さらに、One Harmonyのロイヤルメンバーが自動付帯するため、切り替えたほうがおトクだろう。

ただし、三井住友プラチナカードを目指している場合は、三井住友VISAゴールドカードを継続利用したほうが良い。現時点では、One Harmony VISAプラチナカードは考えていないとのことだ。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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