ロンドンで検証しようと思っていたのがJAL Payプリペイドカードだ。JAL Payプリペイドカードは、チャージ残高をそのまま外貨で利用でき、海外事務処理手数料がかからない点が特徴となっている。
実際に使う前には、JAL Payプリペイドカードの更新があった。あまり利用していなかったため更新されない可能性もあったが、何とか利用実績を作り、更新カードを入手できた経緯がある。
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まずはJAL Payでポンドを使えるようにする。JAL Payにチャージする際、JAL NEOBANKで日本円からポンドに両替し、そのポンドをJAL Payにチャージすれば、両替手数料を抑えられると考えた。
しかし、JAL NEOBANKでポンドに両替後、JAL Payのチャージ画面を確認して、この方法が使えないことに気付く。JAL NEOBANKからJAL Payにチャージできる通貨は、日本円と米ドルのみとなっている。
米ドルであれば想定していた方法が有効だが、それ以外の外貨では利用できない。
そのため、今回はJAL Payに5万円をチャージし、その後JAL Pay内でポンドへ両替する方法を取った。
参考レートを見ると、JAL Payでの両替は1ポンド=224.70163円。一方、JAL NEOBANKでの両替レートは1ポンド=211.14円となっている。
JAL NEOBANKで5万円を両替した場合は236.80ポンドだが、JAL Payで両替すると222.51ポンドにしかならない。JAL Payは15通貨で海外事務処理手数料がかからないものの、実質的には5%超の差があり、メリットは大きくないと感じた。
さらに、2026年1月5日(月)からは、JAL NEOBANKからJAL Payへの米ドルチャージに1.4%の手数料がかかるようになっており、JAL NEOBANKで両替してJAL Payにチャージする方法も、それほどおトクとは言えなくなってきている。
今回は検証目的でJAL Payを使おうとしたが、現地でATMからの出金を試みたところ、暗証番号が違うとの表示が出た。入力ミスかと思ったが、その後JAL Payが強制的に一時停止され、決済すら使えない状態になってしまった。
ロンドン滞在は長くなかったため、JAL Payの利用は断念し、帰国後に一時停止解除の手続きを行うことにした。
帰国後にJAL Payへ電話したものの、10分以上つながらず、海外で同様の事態が起きた場合の実用性には大きな不安を感じた。
なお、JAL Payの暗証番号はアプリで変更できるため、1回でも間違えたと思った場合は、早めに再設定するのが望ましい。
最近はクレジットカード各社の電話窓口もつながりにくい。海外でカードが使えなくなるリスクを考えると、年会費が高めでもサポート体制が充実したクレジットカードを併用する安心感は、改めて大きいと感じた。



