前回は、サブカードの中でも「ポイ活」を中心にしたクレカを紹介した。
メインカードの還元率を補完し、特定の加盟店で高還元を狙う、という考え方だ。
今回は、少し視点を変える。テーマは「特典」だ。
ポイント還元ではなく、優待や割引、付帯サービスを使うことで元が取れるサブカードを紹介したい。
JCBカード S
年会費は無料。基本還元率は0.5%だ。
たまるポイントは、2026年1月13日(火)からJ-POINTへ移行予定。
J-POINTパートナー(スターバックス、Amazon.co.jp、セブン-イレブンなど)では、ポイントが最大20倍(10%還元)となる。
さらに、年間利用額に応じたボーナスポイントも用意されている。
このカードの特徴は、付帯特典の厚さだ。
自己負担は1万円必要だが、年間最大3万円まで補償されるJCBスマートフォン保険が付帯する。
加えて、「JCBカード S 優待 クラブオフ」を利用できる点も大きい。
国内外約20万か所で最大80%OFFの優待が受けられ、レジャー・エンタメ・宿泊など幅広く使える。
例を挙げると、
- 横浜・八景島シーパラダイス
アクアリゾーツパス(大人)
通常3500円 → 3000円 - TOHOシネマズ
一般 2000円 → 1500円
といった具合だ。
SAISON CARD Digital
年会費は無料。国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Expressから選べる。
ナンバーレスカードのため、カード番号などの情報はセゾンPortalアプリで確認する仕組みだ。
基本還元率は0.5%。
このカードの強みは、「セゾンカード・UCカード優待のあるお店」を利用できる点にある。
全国約2万5000か所で優待を受けられ、星野リゾートの優待なども対象だ。
ポイントをためるというより、優待を使ってその場でトクをするタイプのサブカードと言える。
エポスカード
年会費無料で、エポトクプラザを利用できるのが最大の特徴だ。
基本還元率は0.5%だが、エポトクプラザ経由で利用すると、さまざまな施設やサービスを割引価格で利用できる。
例えば、
- エアトリ海外旅行:最大3万円OFFクーポン
- マクセル アクアパーク品川:入場料割引
など、レジャーや旅行などの優待が充実している。
イオンカード(ミニオンズ)
年会費は無料。基本還元率は0.5%。
映画特典は2025年9月以降に改定されたが、それでも1100円で映画鑑賞できる数少ないクレジットカードの1枚だ。
年間の購入上限は10枚までとなっている。
加えて、
- ドリンク(Sサイズ)引換付き:1300円
- ドリンク(Sサイズ)+ポップコーン(Sサイズ)セット引換付き:1600円
といったチケットも用意されている。
参考までに、通常料金は以下の通りだ。
- 映画鑑賞:1800円
- ドリンク(Sサイズ):320円
- ポップコーン(Sサイズ):420円
映画を年に何度か観る人であれば、年会費無料カードとして十分価値がある。
なお、TGC CARDでも1100円で鑑賞可能だ。
今回紹介した、
- JCBカード S(クラブ・オフ)
- SAISON CARD Digital(セゾン優待)
- エポスカード(エポトクプラザ)
- イオンカード(ミニオンズ)(映画特典)
はいずれも、ポイント還元ではなく特典で元が取れるサブカードだ。
優待内容は重なる部分もあるため、それぞれを比較し、その時点で最もおトクなカードを使い分けるのがおすすめだ。
前回紹介した「ポイ活向けサブカード」と組み合わせることで、2026年のクレジットカード構成はかなり無駄のない形になる。



