2026年はこの4枚。サブカードの“黄金カルテット”が効いてくる(菊地崇仁)

クレジットカード特集 コラム

2026年はこの4枚。サブカードの“黄金カルテット”が効いてくる(菊地崇仁)

前回は、サブカードの中でも「ポイ活」を中心にしたクレカを紹介した。

メインカードの還元率を補完し、特定の加盟店で高還元を狙う、という考え方だ。

今回は、少し視点を変える。テーマは「特典」だ。

ポイント還元ではなく、優待や割引、付帯サービスを使うことで元が取れるサブカードを紹介したい。

JCBカード S

JCBカード S

JCBカード S

年会費は無料。基本還元率は0.5%だ。

たまるポイントは、2026年1月13日(火)からJ-POINTへ移行予定。

J-POINTパートナー(スターバックス、Amazon.co.jp、セブン-イレブンなど)では、ポイントが最大20倍(10%還元)となる。

さらに、年間利用額に応じたボーナスポイントも用意されている。

このカードの特徴は、付帯特典の厚さだ。

自己負担は1万円必要だが、年間最大3万円まで補償されるJCBスマートフォン保険が付帯する。

加えて、「JCBカード S 優待 クラブオフ」を利用できる点も大きい。

国内外約20万か所で最大80%OFFの優待が受けられ、レジャー・エンタメ・宿泊など幅広く使える。

例を挙げると、

  • 横浜・八景島シーパラダイス
    アクアリゾーツパス(大人)
    通常3500円 → 3000円
  • TOHOシネマズ
    一般 2000円 → 1500円

といった具合だ。

SAISON CARD Digital

SAISON CARD Digital

SAISON CARD Digital

年会費は無料。国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Expressから選べる。

ナンバーレスカードのため、カード番号などの情報はセゾンPortalアプリで確認する仕組みだ。

基本還元率は0.5%。

このカードの強みは、「セゾンカード・UCカード優待のあるお店」を利用できる点にある。

全国約2万5000か所で優待を受けられ、星野リゾートの優待なども対象だ。

ポイントをためるというより、優待を使ってその場でトクをするタイプのサブカードと言える。

エポスカード

エポスカード

エポスカード

年会費無料で、エポトクプラザを利用できるのが最大の特徴だ。

基本還元率は0.5%だが、エポトクプラザ経由で利用すると、さまざまな施設やサービスを割引価格で利用できる。

例えば、

  • エアトリ海外旅行:最大3万円OFFクーポン
  • マクセル アクアパーク品川:入場料割引

など、レジャーや旅行などの優待が充実している。

イオンカード(ミニオンズ)

イオンカード(ミニオンズ)

イオンカード(ミニオンズ)

年会費は無料。基本還元率は0.5%。

映画特典は2025年9月以降に改定されたが、それでも1100円で映画鑑賞できる数少ないクレジットカードの1枚だ。

年間の購入上限は10枚までとなっている。

加えて、

  • ドリンク(Sサイズ)引換付き:1300円
  • ドリンク(Sサイズ)+ポップコーン(Sサイズ)セット引換付き:1600円

といったチケットも用意されている。

参考までに、通常料金は以下の通りだ。

  • 映画鑑賞:1800円
  • ドリンク(Sサイズ):320円
  • ポップコーン(Sサイズ):420円

映画を年に何度か観る人であれば、年会費無料カードとして十分価値がある。

なお、TGC CARDでも1100円で鑑賞可能だ。


今回紹介した、

  • JCBカード S(クラブ・オフ)
  • SAISON CARD Digital(セゾン優待)
  • エポスカード(エポトクプラザ)
  • イオンカード(ミニオンズ)(映画特典)

はいずれも、ポイント還元ではなく特典で元が取れるサブカードだ。

優待内容は重なる部分もあるため、それぞれを比較し、その時点で最もおトクなカードを使い分けるのがおすすめだ。

前回紹介した「ポイ活向けサブカード」と組み合わせることで、2026年のクレジットカード構成はかなり無駄のない形になる。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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