2025年も残り2日となった。
2025年のポイ活や決済サービス、クレカを振り返ると、派手なキャンペーンや大きな改悪は少なかった印象だ。それでも、振り返ってみると見逃せないニュースはいくつかある。
そこで今回は、2025年のポイ活・決済関連の10大ニュースを振り返ってみたい。
10位 映画関連クレカ特典の改悪
映画関連のクレカ特典の見直しが相次いだ。
まず、イオンカード(ミニオンズ)やTGC CARDでは、1000円で映画鑑賞ができる点が大きな魅力だったが、2025年9月1日(月)より1100円(税込)へと値上げされた。
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【映画ファン必見】イオンカード(ミニオンズ)などのシネマ特典が9月に改定 料金値上げ&購入枚数制限も
イオンカード(ミニオンズ)やTGC CARDで利用できる「イオンシネマのシネマチケット(前売鑑賞券)」が、2025年9月1日(月)より内容を改定する。これまでより料金が値上げされるほか、年間で購入でき ...
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また、SAISON GOLD Premiumでは、「映画料金いつでも1000円」の特典が2025年12月1日(月)に変更され、最大500円OFFへと内容が見直された。
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SAISON GOLD Premiumの映画1000円特典が改悪 実際に確認してみた結果(菊地崇仁)
SAISON GOLD Premiumの特典として提供されてきた「映画料金いつでも1000円」特典が、2025年12月1日(月)より変更となった。 これまで対象映画館では1000円で映画鑑賞が可能だっ ...
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クラブ・オフなどの優待と比べても、かつてほどの“特別感”は薄れており、映画特典のために持つクレカという意味合いはなくなりつつある。
9位 旅行保険の見直し
旅行保険の見直しも目立った一年だった。
東急カードでは、2026年3月31日(火)をもって国内旅行傷害保険の提供を終了する。
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東急カード、2026年3月で国内旅行保険を終了へ 海外は継続
東急カードでは、2026年3月31日(火)をもって、国内旅行傷害保険の提供を終了する。 2026年3月31日(火)出発分の旅行までが補償対象となり、4月1日(水)以降に出発する国内旅行については補償が ...
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また、dカードについても、同日で旅行保険が終了となる。
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年会費無料のdカード、旅行保険・ショッピング保険を2026年3月末で終了へ
年会費無料のdカードは、2026年3月31日(火)をもって旅行保険およびショッピング保険を終了すると発表した。 対象となるのは、29歳以下の本会員・家族会員向けの国内・海外旅行保険と、本会員・家族会員 ...
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このほかにも、自動付帯から利用付帯へ変更されるクレカが増えており、旅行前に条件を確認する必要性が、これまで以上に高まっている。
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JALダイナースカード、2025年10月から旅行保険が利用付帯に
JALダイナースカードでは、2025年10月1日(水)から旅行保険の適用条件・補償内容を改定する。 4月1日(火)より、ダイナースクラブカードなどでは、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険が自動付帯から ...
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ライフカードが保険内容を大幅改定 自動付帯廃止・補償引き下げ・学生カードは保険廃止に
ライフカードは、2026年3月31日(火)にカード付帯保険の内容を変更する。 海外旅行障害保険 2026年3月31日(火)以降に日本国内の住居を出発する旅行から、海外旅行傷害保険は自動付帯から利用付帯 ...
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8位 空港ラウンジ利用に回数制限が広がる
ゴールドカードの代表的な特典といえば、空港ラウンジの利用だ。
しかし、空港ラウンジの無料利用に回数制限を設けるクレカが大幅に増えてきた。
SAISON GOLD Premiumでは、2026年4月1日(水)以降、国内線空港ラウンジの利用が年2回までに制限される。
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SAISON GOLD Premiumの映画特典が改悪か 国内線空港ラウンジも年2回までに制限
SAISON GOLD Premiumでは、2025年12月以降、サービス内容の一部を改定する。 現在、対象の映画館で1000円での映画鑑賞が可能だが、2025年12月1日(月)以降、映画料金割引価格 ...
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エムアイカードでも、2025年1月以降、ゴールドカード以上で利用できるラウンジは年4回まで無料となった。
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エムアイカード、ゴールドカード以上で利用できる空港ラウンジサービスを一部変更
エムアイカードは、2025年1月以降、ゴールドカード以上のカードに付帯する空港ラウンジサービスを変更する。 ゴールドカードやプラチナカードを保有している場合、国内線の空港ラウンジを利用できるが、202 ...
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さらに、イオンゴールドカードでも、2025年9月1日(月)以降、空港ラウンジの利用が年2回までに制限されている。
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イオンゴールドカード、空港ラウンジの利用回数が年2回に 旅行保険などは減額
イオンゴールドカードでは、2025年9月1日(月)より、空港ラウンジの利用回数などを変更する。 現在、国内の対象空港ラウンジを何度でも利用できるが、9月1日(月)以降は年2回の利用に制限される。 また ...
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「ゴールドカードだからラウンジは自由に使える」と思っていると、年1回程度の旅行でも往復で使い切ってしまう可能性があり、注意が必要だ。
7位 銀行Payサービスの相次ぐ終了
銀行Pay系のコード決済サービスの終了発表も相次いだ。
2026年12月20日(日)をもって、ゆうちょPay、はまPay、こいPay、YOKA! Pay、OKI PAYなどが終了予定となっている。
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ゆうちょPay、2026年12月20日でサービス終了 2027年にアプリも終了予定
ゆうちょPayは、2026年12月20日(日)をもってサービスを終了する。 同日で、ゆうちょPayによる決済の提供および新規登録の受付を終了する。2026年12月20日(日)23時55分以降は、ゆうち ...
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ゆうちょPay終了へ、はまPay・こいPayも…銀行系コード決済が縮小する理由
ゆうちょPayは、2026年12月20日(日)でサービスを終了する。 これにあわせて、横浜銀行の「はまPay」や広島銀行の「こいPay」など、銀行系コード決済サービスも同日にサービス終了となる。 ■ ...
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いずれも銀行が主体となったコード決済サービスだが、実際の利用シーンは限られており、コード決済サービスの淘汰が本格化し始めた一年と言える。
6位 タッチ決済乗車の拡大
タッチ決済による乗車サービスは、大阪・関西万博の開催地である関西圏を起点に広がってきた。
そして、2026年春以降には、小田急電鉄、小田急箱根、京王電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東京地下鉄、東京都交通局、東武鉄道、横浜高速鉄道でも、タッチ決済による乗り継ぎが可能になる予定だ。
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小田急・京王・東京メトロなど、クレカのタッチ決済で乗り継ぎ可能に
関東の鉄道事業者11社局は、2026年春以降にクレジットカードなどのタッチ決済による後払い乗車サービスの相互利用を目指し、検討を開始した。 対象となるのは、小田急電鉄、小田急箱根、京王電鉄、京浜急行電 ...
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交通系ICカード一択だった乗車スタイルが、クレカのタッチ決済へと広がりつつある。
もちろん、SuicaやPASMOがいきなりシェアを奪われることはなく、現時点ではインバウンド対策だろう。
番外編 Suicaのペンギン引退
5位以降を発表する前に、番外編としてSuicaのペンギン引退にも触れておきたい。
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Suicaがコード決済対応を発表。2026年秋に大幅アップデート、ペンギンも卒業へ
JR東日本は、2026年秋より、モバイルSuicaにコード決済サービスを追加する。 従来のSuicaによるタッチ決済に加え、Suicaの残高上限である2万円を超える買い物にも対応するコード決済が利用可 ...
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2026年度でSuicaのペンギンが卒業することが発表されており、長年親しまれてきたキャラクターが姿を消すことになる。
制度変更ではないものの、交通系の決済サービスが交通系ICカード一択から、さまざまな決済サービスに移行していく象徴的な出来事と言えるだろう。
いずれも派手な改定ではないが、積み重なることで「以前と同じ感覚で使っていると、思ったほどトクにならない」という場面が増えてきている。
残りの順位は、後編で取り上げる。