2025年12月6日(土)、「ICONIA 料理コンテスト 2025」が、ホテルニューアカオのダンスホール「サロン・ド・錦鱗」で開催された。
ホテル料理人が腕を競うコンテストだが、この大会の大きな特徴は、ロイヤリティプログラム「GoTo Pass」会員を決勝大会の審査員として募集していた点だ。
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通常、料理コンテストに一般参加者が審査員として参加できるケースはほとんどなく、極めて珍しい取り組みと言える。
ICONIA料理コンテストは、各ホテルの料理人が互いに技術を磨き合い、グループ全体の「食」のレベルを底上げすることを目的に開催されており、今回で5回目となる。
今回は「グルメバーガー」「麺料理」「和食会席に合うデザート」の3ジャンルで実施され、合計416名がエントリーした。一次・二次予選を勝ち抜いた各ジャンル6名、計18名が、ホテルニューアカオの「サロン・ド・錦鱗」で行われた決勝大会に挑んだ。
筆者もGoTo Pass会員だが、料理を評価する立場の難しさを考え、今回は見学のみとした。会場では、実際に審査員として参加したGoTo Pass会員にも話を聞くことができた。
■麺料理部門
東京都在住の30代女性は、料理コンテストへの参加は今回が初めてだという。公式サイトでイベント情報を見つけ、興味を持ってすぐに応募したとのことだ。
印象に残った料理として挙げたのは、AMBIENT蓼科ホテルの
「そば薫る信州サーモンの魚そうめん 信濃の恵みとリンゴ酢の泡を添えて」。
蓋を開ける演出から和テイストの盛り付けまで見た目が美しく、味のバランスも非常に良かったと話しており、審査員らしい視点での感想が印象的だった。
■和食会席に合うデザート部門
別の50代男性は、今回が初めての審査員参加だったが、「また機会があればぜひ参加したい」と語っていた。シェフの努力や工夫を間近で感じることができ、今後ホテルに宿泊する際は、より感謝の気持ちを持って食事を楽しみたいという。
神奈川在住の20代男性にも話を聞いた。もともと亀の井ホテルをよく利用しており、GoTo Passへの切り替えを機に継続利用している。会員向けDMでイベントを知り、応募したとのことだ。
デザートのみのコンテストだったが満足度は非常に高く、個性は出しづらいと思っていたものの、実際には味・見た目ともに完成度が高かったという。優勝・準優勝の2品は特に印象に残り、「商品化されたら友人を誘って食べに行きたい」と話していた。
通常、ホテルの会員プログラムといえば、無料宿泊や客室アップグレード、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、ポイント付与といった特典が中心だ。しかし、会員が料理コンテストの審査に参加できる今回の取り組みは、こうした従来型の特典とは一線を画す、ユニークな試みと言える。
ホテルの会員プログラムではステージ制が主流だが、ステージ制は「使えば使うほどトクをする仕組み」だ。一方で、今回のような取り組みは「関われば関わるほど好きになる仕組み」と位置づけられる。短期的な利用回数や宿泊金額の積み上げではなく、ホテルとの関係性そのものを深める点に重きを置いており、長期的なファンを育てることを目的とした施策と言えるだろう。



