筆者はビックカメラの株主であり、年に2回届く株主優待券を日常的に利用している。
一般的に、他社を含め株主優待券を利用した際はポイント付与の対象外となる。しかし、ビックカメラ.comでは「ポイントが付与されるものの、後日清算される」という少し特殊な仕組みが導入されており、今回その流れを実際に体験したため紹介する。
ビックカメラ.comで優待券を利用する手続き
オンラインで株主優待券を使うには、購入後に「株主様お買物優待券ご利用票」を印刷し、注文番号や振込口座情報を記入して優待券と一緒に郵送する必要がある。
- 送付期限:注文日から14日以内
- 送付方法:特定記録郵便または簡易書留
- 振込時期:公式サイトでは「1か月後を目途」と案内
ポイント付与の仕組みが複雑
店頭では優待券利用分にポイントがつかないが、オンラインストアではシステム上いったんポイントが付与されてしまう。その代わり、
付与されたポイント相当額を差し引いた金額がキャッシュバックされる
というロジックが採用されている。
例えば1000円の買い物で1000円の優待券を送った場合、100ポイント付与 → 100円分を差し引いた900円が振り込まれる。
今回筆者は3056円の買い物に3000円分の優待券を利用。307ポイント付与されるため、優待券利用分(3000円)に対し発生ポイント分を差し引いた金額がキャッシュバックされる。
計算は以下の通り。
- 優待券利用割合:3000円 ÷ 3056円 = 98.16%
- ポイント減額分:307pt × 98.16% ≒ 301pt
- 振込額:3000円 − 301円 = 2699円
算出された金額と実際の振込額が一致した。
入金は公式案内より早かった
注文番号をもとに書類を作成。送付したところ2日後にメールが届いた。1~2週間ほどで指定口座に振り込みされるとのことで、内容に不備はなかったようだ。
メールには前日までに優待券が到着した顧客に送付しているとの記載があったので、たまたま優待券送付のタイミングが処理日に近かったのかもしれない。
今回、必要書類を送付してから2日後に受付メールが到着。その後10日で振込があり、合計12日というスピーディーな処理となった。
店舗利用との比較と評価ポイント
単純計算では、今回の買い物はオンラインの方が6円ほどおトクになった。
ただし、
- 付与された307ポイントは2年以内に使わないと失効
- オンライン利用には郵送費が必要
- 店舗なら交通費がかかるケースもあり
- 今回オンラインでは「リロクラブ3%引き」「楽天リーベイツ3%還元」も併用
など、評価は状況によって変わる。
結論:仕組みを知っておくとよりお得に使える
株主優待の使い方は企業によって大きく異なる。ビックカメラ.comのようにポイントや比率計算が影響するケースもあるため、知っておくとおトクになることも多い。
店舗とオンライン、それぞれのメリットを理解し、自分の環境に合わせて選ぶのが賢い活用法だろう。