楽天ペイメントは、2025年10月26日(日)に「高校生を中心とした学生向けキャッシュレス授業」、11月1日(土)に「アフターハロウィンのごみ拾い活動でGreen Cash(楽天キャッシュ)をもらえるイベント」を開催した。
学生向けキャッシュレス授業の参加者は高校生6名、大学生3名の計9名。
筆者が参加した理由は、2025年8月にMMD研究所が主催した「親子のQRコード決済と送金機能の利用に関する座談会」で感じた課題──サンプル数の少なさを補完できるかを確かめたかったためである。
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授業はインタラクティブ形式で進められ、「楽天で思い浮かぶこと」という問いに対しては「野球」「サッカー」などスポーツスポンサーを挙げる学生が多く、若年層にも楽天のスポーツイメージが強いことが分かった。また、「楽天カード」のCMの印象も強く、名前を知っている学生もいた。
実際に利用しているキャッシュレス決済サービスとしては「Suica」「PayPay」「楽天カード(大学生)」が挙げられ、意外にもデビットカードを利用したことがある学生も半数程度いた。
11月1日(土)の「アフターハロウィン」ごみ拾い活動に向けて、授業では楽天ペイアプリのインストールや設定をサポート。
学生の様子を見ていると、楽天ペイのインストールや設定はスムーズに行えていたが、まだ若年層への浸透度は高くない印象である。
一方でPayPayの利用経験者は多く、親子間送金ではPayPayの方が活用されている可能性が高いと感じた。
ハロウィン当日(10月31日)は大雨で、筆者が訪れたTOHOシネマズ新宿周辺でも仮装した人は少なく、ごみの量もそれほど多くなりそうもない。
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翌日の11月1日(土)は天候が回復し、早朝6時からごみ拾いを実施。土曜も授業がある学生が多い中、19名(高校生16名、大学生2名、専門学生1名)が参加した。
学生達はトングを使ってごみ袋に入れていく。渋谷区では路上飲みが禁止されているはずだが、やはり空き缶は多い。さらに、前日の雨で壊れた傘がかなりの数だ。
ハロウィン的なごみもそれなりに発見。
45分程度ごみ拾いを行い、それぞれが持ち帰ったごみ袋を計測。全員で合計22Kgのごみを回収し、最大は1人で2.99Kg。ごみ袋を持って歩くだけでも良い運動になりそうだ。
ごみは1gあたり5.3円計算でGreen Cash(楽天キャッシュ)として付与された。なお、2.99Kgでも付与上限があるため1万5847円にはならないが、それなりの金額にはなる。
参加した学生2名にGreen Cashの使い道を聞いたところ、江原さんは「用具入れの新調に使いたい」、宮島さんは「エコ活動で使う文房具の購入に」と回答。活動後も環境意識の高さがうかがえた。
楽天ペイは東京都の「トーキョーアプリ」との連携も発表しており、今後はボランティア×キャッシュレスの新たな形が広がりそうだ。
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また、今回のような活動には、チェックインアプリ「楽天チェック」や、歩くと楽天ポイントが当たる「楽天ヘルスケア」なども活用できると感じた。





