先日、JCBから「【メタル会員様先着ご招待!】」とのメールが届いた。
最近のプラチナカードでは、メタルカードを発行する際に2万~3万円程度の発行手数料がかかることも多い。しかし「見栄」だけのためにメタルカードを申し込む必要はないと考える人も少なくないだろう。
例えば、三井住友カード Visa Infiniteでも2026年度にメタルカードが発行される予定で、こちらは3万3000円(税込)の発行手数料を予定している。
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また、ダイナースクラブカードも発行手数料を従来の2万円(税込)から3万円(税込)へ引き上げている。
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しかし、筆者自身は仕事柄メタルカードを申し込んではいるものの、特に必要性を感じてはいない。
今回のJCBザ・クラスからの案内は、そのメタルカードをあえて申し込んだ会員向けに特典を用意している点が新しい。
メタルカード専用の特典があれば、その特典を利用したい人は発行手数料を支払ってでも申し込むだろう。JCBにとっても収益拡大につながる。
この流れは、他社のプラチナカードやメタルカード戦略にも影響を及ぼしそうだ。
