2025年版クレカ積立還元率一覧 年会費無料編 最もおトクな組み合わせはマネックス証券+dカード or マネックスカード(菊地崇仁)

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2025年版クレカ積立還元率一覧 年会費無料編 最もおトクな組み合わせはマネックス証券+dカード or マネックスカード(菊地崇仁)

クレカ積立が開始したのは2018年だ。tsumiki証券がエポスカードで積立できるサービスを開始し、楽天証券が楽天カードで積み立てできるサービスを開始。

その後、新NISAの影響もあり、続々と誕生してきたが、新たに三菱UFJ eスマート証券で三菱UFJカードによるクレカ積立の開始や、松井証券でJCBカードによるクレカ積立の開始なども発表され、最新のクレカ積立をまとめる事にした。

まずは、年会費無料(実質無料含む)で利用できるクレカ積立の還元率を紹介したい。

証券会社 クレカ名 還元率 備考
tsumiki証券 エポスカード 最大0.5% 1年目:0.1%
2年目:0.2%
3年目:0.3%
4年目:0.4%
5年目:0.5%
楽天証券 楽天カード 0.5% 代行手数料年率0.4%(税込み)
以上の銘柄は1%
楽天キャッシュ
(楽天カード)
0.5% 積立上限5万円/月
セゾンポケット SAISON CARD Digitalなど 最大0.5% 月間平均積立額5000円以上:0.1%
月間平均積立額2万円以上:0.2%
月間平均積立額3万円以上:0.3%
月間平均積立額4万円以上:0.4%
月間平均積立額5万円以上:0.5%
SBI証券 三井住友カード(NL)など 0.5% 初年度、前年10万円以上:0.5%
前年10万円未満:0%
APLUS CARD with 0.5%
UCSカードmajicaなど 0.5%
PARCOカード 0.25% 2026年2月28日までのカード申込で
10年間年会費無料
Orico Card THE POINTなど 0.5%
マネックス証券 dカード 最大1.1% 積立額5万円以下が1.1%
積立額5万円~7万円以下が0.6%
積立額7万円~0.2%
マネックスカード 年1回以上の利用で年会費無料
それ以外はdカードと同様
三菱UFJ eスマート証券 au PAYカード 0.5%
三菱UFJカード 0.5%
WealthNavi for AEON CARD イオンカード 0.5% 積立上限5万円/月
THEO+docomo dカード  0.1%
大和コネクト証券 SAISON CARD Digitalなど 最大0.5% 積立額5000円以上:0.1%
積立額2万円以上:0.2%
積立額3万円以上:0.3%
積立額4万円以上:0.4%
積立額5万円以上:0.5%
PayPay証券 PayPayカード 0.7%
松井証券 JCBカードWなど 0.5% 積立額5万円以上:0.5%
積立額5万円未満:0%
2025年5月下旬開始予定

年会費無料の場合のクレカ積立還元率はそれほど高くはない。0.5%が相場だろう。

楽天証券+楽天キャッシュの組み合わせの場合、さまざまなチャージなどを経由すれば高還元となるのだが、どこか1つでもルートが止まると使えなくなるため、ここでは取り上げない。

年会費無料(実質無料含む)で還元率が高い組み合わせはマネックス証券+dカードまたはマネックスカードだ。月間の積立額5万円以下は1.1%、上限の10万円に設定しても0.73%となる。

続いて、高還元などはPayPay証券+PayPayカードの組み合わせ。PayPayを利用しており、PayPayカードも持っている場合は、導入ハードルが低そうだ。

tsumiki証券+エポスカードの場合はクレカ積立分も年間利用額に含まれるため、エポスゴールドカードに切り替えやすいのも魅力だろう。エポスゴールドカードの場合は年間50万円以上の利用でボーナスポイントも獲得でき、インビテーションでの申込の場合は年会費も無料。ただ、5年間継続するかと言うとなかなか条件は厳しい。

次回は年会費1万円程度までのゴールドカードで比較したい。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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