三井住友フィナンシャルグループと三井住友銀行、三井住友カードは、2025年5月より、法人向けデジタル総合金融サービス「Trunk」を開始する。
三井住友銀行や三井住友カードなどでは、2023年3月に個人向けデジタル総合金融サービス「Olive」を開始していたが、Oliveで培ったノウハウを生かして法人向けデジタル総合金融サービス「Trunk」を開始。
Trunkはインターネットで申し込みでき、web面談による審査を経て、最短翌営業日に法人口座の開設が可能だ。初期契約料や月額利用料は無料、振込手数料がSMBC宛の場合は無料、他行宛は一律145円とインターネット専業銀行と同等の手数料を実現している。
三井住友銀行の口座は個人・法人を併せて約3000万口座あり、振込手数料の削減効果も期待できる。
また、法人用クレジットカードの三井住友カード ビジネスオーナーズでは、最大2%のポイントを獲得でき、AIによる与信で最大10億円の大きな与信限度額の提供も可能。利用先や金額、期間を制限することもできる。
2025年度中にはスマートフォンで請求書を撮影すると振込予約まで完了する「請求書支払い」機能や、請求書を銀行振込かクレジットカードか選択できる「フレキシブル・ファイナンス」、stera finance連携などを提供する予定。
2026年度には新ビジネスカード、デジタルファクタリング、スキップ払い、ファイナンスAgentなどの機能も予定している。
なお、既に三井住友銀行の法人口座を保有している場合は、2026年以降、Trunkの申込時に切り替える事も可能だ。
2025年4月15日(火)~5月25日(日)まで、「Trunkリリースキャンペーン」を実施する。はじめて三井住友銀行の法人口座を開設する場合、口座開設の事前登録をするとAmazonギフトカード5000円分を獲得できる。
2025年4月15日(火)18:18更新
「既に三井住友銀行の法人口座を保有している場合」について、2025年5月の提供開始時点では切り替えができず、切り替えに対応できるのは2026年以降となるため、開始時期を追記しました。