日本クレジット協会が2025年3月7日(金)に発表した「クレジットカード不正利用被害の集計結果について」によると、2024年のクレジットカード不正被害額は555億円になった。
これまで、2023年の540.9億円が最も不正利用額が多い年だったが、2024年は約14億円増加し、550億円と過去最悪を更新した。
555億円のうち、513.5億円が番号盗用被害額となり、不正利用の92.5%を占める。
2025年4月にはPINバイパスが廃止となり、暗証番号のみの取引となったり、全てのEC加盟店で3Dセキュア2.0が義務化されたりするため、2025年は不正利用被害額が減る可能性がある。
-
-
クレジットカード業界、PINバイパスが廃止 暗証番号のみに
クレジットカード業界では、2025年3月で暗証番号の入力をスキップしサインでの決済(PINバイパス)を廃止する。 2025年4月以降、店頭でクレジットカード利用時に暗証番号の入力をせず、サインでの決済 ...
続きを見る