「Payどん」の決済音が変わった! 「かぎーん!」から「○○」へ(菊地崇仁)

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「Payどん」の決済音が変わった! 「かぎーん!」から「○○」へ(菊地崇仁)

先日、鹿児島銀行のスマホ決済サービス「Payどん」で気になったことがあった。以前、Payどんを使うためだけに鹿児島に行ったのだが、そこでの決済音が素敵だったことを紹介した。

鹿児島旅行に行った理由は「Payどん」を使うため! 独自のコード決済「Payどん」の決済音が素敵!

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「かぎーん!(鹿児島銀行の愛称「かぎん」)」と音が鳴り、なかなかセンスが良かったのだが、久しぶりに利用してみると音が変わっている。

「ぺいどん♪」のような音となっているのだが、なぜ決済音が変わったのか。

Payどんは、鹿児島銀行だけでなく、南日本銀行や鹿児島相互信用金庫などでも利用できるようになっており、おそらく鹿児島銀行だけではないため「かぎーん!」を使えなくなったのではないだろうか。

Payどん、南日本銀行・鹿児島相互信用金庫でも利用が可能に
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決済音などどうでも良いように感じるが、PayPayがここまで急速に普及したのは「ペイペイ♪」の音があったからだと考えている。

PayPayはコード決済としては後発にもかかわらず、2023年での決済回数はコード決済の2/3、送金回数は95%と圧倒的なシェアがある。

使える店舗が多いのもあるが、決済音が意外と普及の役割で重要だったのではないだろうか。

PayPayの急拡大は「ペイペイッ♪」の決済音の影響も大きかった?
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もちろん、決済サービスの普及として考えると「ぺいどん♪」の音の方が良いのだが、「かぎーん!」を知っている筆者からすると、ちょっと物足りなく感じてしまう。

鹿児島銀行で登録してる場合、「かぎーん!」を選べるようにしてもらえないだろうか。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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