2024年11月28日より、CICの信用情報開示報告書を請求する際、追加で「クレジット・ガイダンス」を確認できるサービスが開始した。
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信用情報提供機関のCIC、消費者自身の「指数」などを確認できる「クレジット・ガイダンス」の提供開始
信用情報提供機関のCICは、2024年11月28日より消費者向けに「クレジット・ガイダンス」の提供を開始した。 「クレジット・ガイダンス」は、CICが保有している信用情報を分析し、算出した「指数」とそ ...
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早速、筆者もCICの信用情報開示報告書をインターネットで請求した。
請求時にはクレジットカード会社に登録している電話番号からCICの専用番号に電話し、クレジットカードの有効期限4桁を入力すると受付番号6桁が発行される。この受付番号はPDFを開くときにも使うため、どこかに控えておこう。
そのまま進めていき、氏名(カナ)、生年月日を入力。運転免許証番号とその他の電話番号は任意項目だが、クレジットカード申込に使用したと思われる電話番号は入力しておこう。
真ん中に「クレジット・ガイダンス」の項目があるため「希望する」にチェックを入れる。
メールアドレスとクレジットカード番号、受付番号を取得するときに入力したカード番号とセキュリティコードを入力し、「次へ」ボタンをタップ。
確認ページで「クレジット・ガイダンス」が「希望する」になっている事を確認。PDFを開く際のパスワードの案内があるためよく確認しておこう。
「数字10桁のパスワードを確認した」にチェックを入れて「確定」ボタンをタップ。
「ご利用ありがとうございました」のメッセージが表示された後、自動的にPDFがダウンロードされる。
信用情報開示報告書の「利用記録」の後に「クレジット・ガイダンス」があり、「指数」と「算出理由」を確認できる。
「クレジット・ガイダンスについて」のQRコードを確認すると、指数の割合などを確認可能だ。
CICの信用情報開示報告書を見るだけでも、なぜクレジットカードの審査に通らないのかなどもある程度把握できるのだが、見方が難しい。
そのため、クレジット・ガイダンスを確認するだけで、ある程度審査落ちの理由が判断できるようになったのは良い傾向だ。指数が低い場合は算出理由を確認すると、審査落ちの理由として納得できるかもしれない。
先日、筆者はdカード PLATINUMの審査が落ちたと紹介したが、筆者の「指数」は一番多いレンジとなり、「算出理由」を確認しても審査落ちになる事は判断できない。
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dカード PLATINUMの審査落ち! ahamo⇒eximoに変更しなくて良かった!(菊地崇仁)
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審査落ちした理由は、「クレジット・ガイダンス」の2つ前にある「申込情報」だ。過去6か月間に申し込んだクレジットカード会社が登録されており、これが多いと審査落ちする事が多い。
6か月の間に3~4件程度あると審査が通りにくくなってくる。筆者の場合は15件あり、「指数」が良くても、審査落ちするのは不思議でもない。