社会貢献クレカとは、利用した金額の一部が自動的に特定団体に寄付されるカードだ。
毎年○円を自動的に寄付する、と言う事ではなく、利用金額の一部が自動的にカード会社から特定団体に寄付されるため、利用者負担はない。
社会貢献カード第9弾は、特定地域のイベントなどを支援するための社会貢献クレカを9枚紹介する。(第1弾「病気の撲滅や病気の人を支援するためクレカ」、第2弾「障がい者を支援する社会貢献クレカ」、第3弾「動物を守るためクレカ」、第4弾「環境保護のためのクレカ」、第5弾「人道支援クレカ」、第6弾「子どもを支援するクレカ」、第7弾「アスリートやスポーツ支援のクレカ」、第8弾「特定地域のを支援するクレカ」)。
SENDAI光のページェントカード(JCB)
SENDAI 光のページェントカードの年会費は無料、国際ブランドはJCBのみ。利用金額の一部が「SENDAI光のページェント実行委員会」に自動寄付。
SENDAI光のページェントとは
美しいものを見て素直に美しいと感動する子どもたちの笑顔を見たい。葉が散ったケヤキの木がさみしい。たくさんの小さな豆電球で仙台の街を照らしたい。そんな願いを込めて1986年に“SENDAI光のページェント”は実施されたそうです。
寄付の使い道
SENDAI光のページェントの運営活動費として利用されます。
定禅寺ジャズフェスカード
定禅寺ジャズフェスカードの年会費は無料、国際ブランドはJCBのみ。利用金額の一部が「定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会」に自動寄付。
定禅寺ストリートジャズフェスティバルとは
ケヤキ並木の定禅寺通りをはじめとした仙台の街が、この日だけのステージに変わり、街中に音楽が溢れます。ジャンルはジャズやロック、ワールドミュージック、ゴスペルなど様々。観客はもちろん、演奏参加者・このお祭りを作っている実行委員やボランティアなどすべての人が、世代問わず一体となって音楽を楽しみます。演奏参加者にプロ、アマ、年齢などの制限はありません。宮城県内をはじめ全国、海外から、あらゆるジャンルのグループにご参加頂いています。様々な音楽ジャンルに分かれたステージをはしごしてストリートジャズを楽しみ、オフィシャルグッズを入手。音楽にあわせて踊ったり、仙台名物の食べ物や地酒、世界の料理を味わう。杜の都・仙台が音楽に包まれる二日間は、いろいろな楽しみ方が溢れています。
寄付の使い道
フェスティバルの運営(ステージ設営および安全確保費用、広報費用)に活用されます。
おぎおんさんカード、小倉小町カード
おぎおんさんカードと小倉小町カードの年会費は無料、国際ブランドはJCBのみ。利用金額の一部が「小倉祇園太鼓保存振興会」に自動寄付。
小倉祇園太鼓とは
北九州市内では7月になると各地で祇園祭が開催されます。その中でも小倉の夏の風物詩、小倉祇園祭は「太鼓祇園」と言われ、平成31年3月に国の「重要無形民俗文化財」に指定されました。この小倉祇園祭で叩かれる太鼓の音は、「天下泰平」「国土安泰」「五穀豊穣」「商売繁盛」「無病息災」の祈願を込めて行われており、毎年約30万人もの観客が全国各地から小倉の街を訪れます。
寄付の使い道
「小倉祇園太鼓保存振興会」の活動支援資金として還元されます。
下関まつりJCBカード
下関まつりJCBカードの年会費は無料、国際ブランドはJCBのみ。利用金額の一部が下関まつり支援資金として還元される。
下関まつりとは
下関市の3大まつり
- 海峡まつり:平家一門を偲ぶ「先帝祭」を中心に、海上パレードや武者行列などのイベントが開催されます。
- 関門海峡花火大会:下関と福岡県北九州市の門司の両岸から、約1万5000発の花火が打ち上げられます。
- 馬関まつり:下関青年会議所が街の活性化を目的として開催するまつりで、歌や踊り、夜市などが楽しめます。
寄付の使い道
下関まつり支援資金として還元されます。
鹿島神宮カード
鹿島神宮カードの年会費は5500円(税込み)、鹿島神宮カード ゴールドの年会費は1万1000円(税込み)、国際ブランドはVisaのみ。年会費とカード利用でたまったポイントが「式年大祭御船祭(みふねまつり)の斎行および文化財の保護継承の財源」として還元される。
式年大祭御船祭とは
12年に一度、午年にのみ行われる「御船祭」(みふねまつり)。十二支が一巡すること、また午は方角では南、時刻では正午と陽性が最も盛んであることから12年に一度の午年に斎行されています。
武甕槌大神の御分霊を祀った御神輿を載せた船団が、一の鳥居をくぐって千葉県香取市加藤洲まで水路にて向かい、水上にて同じく香取神宮の神職を乗せた船団に歓待を受けた後に鹿島へと戻ってくる――絢爛豪華な水上祭です。
鹿島神宮の「武甕槌大神」と、香取神宮の「経津主大神(フツヌシノオオカミ)」は日本書紀でも語られる神話の中にも登場し、共に勇猛な武神と言われています。古の時代から深くかかわりのある二柱の神が、水上で再会するのがこの御船祭です。
この大祭にはあらゆる邪気と不景気を祓う一陽来復の願いが込められています。
寄付の使い道
式年大祭御船祭の斎行および文化財の保護継承のために活用されます。
龍馬カード
龍馬カードの年会費は初年度無料、2年目以降は1375円(税込み)、国際ブランドはVisaまたはMastercardから選択できる。年間1回以上の利用で次年度の年会費は無料。利用金額の一部が「坂本龍馬関連施設等」に自動寄付。
龍馬社中とは
幕末の志士であり、日本の未来を切り開いた坂本龍馬の精神を受け継ぎ、その思想と行動力を次世代に伝えることを目的として活動しております。
寄付の使い道
蜆の会に寄付され、全国の龍馬社中の活動に使われます。
龍馬の夢カード
龍馬の夢カードの一般カードの年会費は初年度無料、2年目以降は1375円(税込み)、ゴールドカードの年会費は1万1000円(税込み)、国際ブランドはJCBのみ。利用金額の一部が「公益社団法人高知市観光協会」に自動寄付。
公益社団法人高知市観光協会とは
高知城、桂浜、日曜市や坂本龍馬をはじめとする高知市内の観光情報の発信や観光案内全般を行い、よさこい全国大会や納涼花火大会、高知城花回廊、龍馬まつり等、観光客誘致のための事業を企画・運営しています。また、高知よさこい情報交流館を運営し、よさこい祭りの歴史や魅力の発信を行っています。なお、観光ガイドボランティアとの連携として、高知城、桂浜等において観光案内所を開設しています。
寄付の使い道
龍馬施設設備や関連事業等に役立たせていただきます。
とくびぐみエポスカード
とくびぐみエポスカードの年会費は無料、国際ブランドはVisaのみ。新規入会で1000円、利用金額の一部が徳川美術館に寄付される。
徳川美術館とは
徳川美術館は、江戸時代の大名家・尾張徳川家に伝えられた重宝、いわゆる「大名道具」を収蔵する美術館です。徳川義親によって昭和6年(1931)に設立された公益財団法人徳川黎明会が運営する私立美術館で、昭和10年に開館しました。
寄付の使い道
寄付金は活動支援基金の一部として文化財の保全や美術館の運営に活用させていただきます。
社会貢献クレカは、これまで紹介した病気の撲滅や病気の人を支援するクレカ、障がい者支援クレカなど、さまざま存在する。
次回以降もいくつかのテーマに沿った社会貢献クレカを紹介したい。